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第106章 深夜２　姦禁夜・奪われた寝室

出かけちゃってるの？？？
お願い、、、
早く帰ってきて、、、
この場から救ってくれたら、
アタシのカラダ、
好きにしてくれていいから、、、


管理人に犯されるくらいなら、
ヒロシくんのオンナになった方が
よっぽどましだわ。
彼女がいてもかまわないの、、、


管理人の動きを見つめながら
隙があれば、立ち上がって、、、
駆け出せば、、、


「奥さん、
そんなに逃げたきゃ、
逃げりゃいいだろ、
その方が楽しみが
増すってもんだ。


逃げ惑う可愛い子羊を、
俺様が狼になって
狩ってやるぜ、ヘヘッ。
楽しいゲームの始まりだな」


ニタニタ笑いながら、
管理人がにじり寄ってくる。


「来ないで、、、
いやっ、、、」


顔を張られるまでしたら、
まさに狼だ。
わずかな可能性にかけて、
もう逃げるしかないのだ。


その時だ。


ブーッ、ブーッ、ブーッ


スマホのバイブレーションの
音が廊下から聞こえた。


綾子が置いてきたバッグから
鳴り響いているに
違いない。


夜も遅いこんな時間に、
いったい誰なんだろう？
でも、もしかしたら
救いの電話かもしれない。