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第106章 深夜２　姦禁夜・奪われた寝室

「さっきは悪かったな、
思いっきり叩いちまった。
痛かっただろ」


そのまま横たえられた綾子に
甘い言葉を投げかけてきた。
さらに、頬まで摩られる。


「奥さんとはさ、
これから一晩中一緒なんだから、
こんなことでくたびれてもらっちゃ
困るからな。
仲良くしようぜ、綾子さん」


その優しさが不気味だった。
脅しては優しくして、
綾子を翻弄してしまう。


でも、これでもう、綾子は、
自分の寝室にいるにもかかわらず、
管理人の手の内から逃げられない。
まるで、
カゴの中の鳥のように
監禁されてしまっていた。


「まあ、また、
電話、掛かってきたら
出してやってもいいぜ。
その代わり、
余計なこと、言うんじゃね〜ぞ。
じゃあ、取りに行ってきてやるか」


そう言って寝室を
後にした。
綾子は、さすがにこの状況では
逃げられない。
出口は寝室の入り口しかないし、
その向こうには管理人がいるのだ。


綾子は、せめてもと、
肩がむき出しにされた
ブラウスを元に戻した。
でもその下はノーブラのままだし、
スカートの下もノーパンのままだ。


管理人が、戻ってきたら
間違いなく今度こそ
ヤラレてしまうだろう。