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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第9章 1日目・昼2 秘密の隣り部屋
つまり、元は一つの部屋だったのが、
間仕切りされ、綾子たち夫婦の寝室、
そしてヒロシの部屋に改造されていたのだ。

「昨日、綾子さんの部屋を見せてもらった時に、
絶対そうだって確信しましたよ。
元は同じ部屋で、
きっとどっちの家からも出入りできるコネクションルームのような
ものだったんじゃないかな。
二世帯住宅みたいな。
本当のことは、僕も知りませんけどね」

「でもこの壁、ちゃんとしてるよね?」
「まあ、さすがに防音で作り直したとは思いますよ」
「ねえ、いつから?」

「いつからって、オレたちが越してきたときには
ちゃんと防音されてたみたいですけど、
ある時壁に、何かをぶつけた拍子に
穴あいちゃって、そこからボロっとちょっと剥がれたみたいで、
まあ手抜き工事だったんでしょうね。
防音材が取れたところがあって。
ほら、ここ」

確かに30センチ四方のところが、取れて
壁が見えている。
二重構造になっているようだ。
「でも、おかしいわよ、あたし、壁の向こうから音が聞こえてきたことなんて
一度もなかった」
「普段はこうしてるんですよ」
ヒロシは下に置いてあった30センチ四方の板を
はめ込んだ。
「これだと、、」といって
綾子の家の電話を鳴らした。
「ほら、ほとんど聞こえない」

「ね、驚きました?」
「驚いたというか、どういうことなのか、
わかんない」
「オレの勝ちですね」
「そうじゃなくて、、、ねえ、、、
ずっと聞こえてたの」

「ええ、ずっと。去年の春くらいかな」
「あたしの声が、、、」
「綾子さんだけじゃなくて、パパさんも」
「ぜんぶ?」

「はい。ぜ〜んぶ。
でも盗聴してたわけじゃないですよ、
人の気配がするなって、これ外したら
自然に聞こえてきちゃうんです。
大きな声の時なんか、もうすごいもんですよ」

大きな声って、
夫婦の会話だけではない。
営みも全部。
そして独りの時に上げてしまった声も、、

綾子は腰が砕けて、へたり込んでしまった。
一年以上、寝室の声が、丸聞こえだったのだ。
驚かないわけはない。

しかも、その時はまだ高校生で、
自分のことを好きだと言ってくれた彼に。
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