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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第55章 2日目・深夜6 危機一髪
ドアの向こうから
夫の声が聞こえてきて
綾子は凍りついた。

娘の部屋で、隣人青年の
さっきまでペニスを口に咥えていた人妻の目が
恐怖で怯えている。
ヒロシに愛の言葉を吐こうとした唇が
震えている。

ヒロシに胸を揉みしだかれて
火照っていたカラダにも、
ブルッと寒気が訪れた。
勃起していた乳首も一瞬にして収縮した。

一番恐れていたこと、
綾子にこの日、最大の危機が訪れた。

「ママぁ〜」
その声は少しずつ近づいてくる。
恐怖と動揺とで、何をすればいいのかわからない。

ヒロシをすがるような目で見ている。
思ったより落ち着いて見える。
取り乱しそうな綾子の手を
一瞬、握ってくれた。

数秒もなかったかもしれない。
あったかい、、、そして
頼もしい、、、
大学生になったばかりの青年が
随分と大人びて見えた。

的確な指示を出すヒロシの姿が
こんな時なのにカッコよく見えた。
やっぱり、イケメン、ね。
もちろんそんなことに浸る余裕はない。

「俺、勉強机の下に隠れてますね、
何とか入れそうだから。
綾子さんは、早くドアを開けて
パパさんに返事をしたほうがいいですよ、
こういう時は、逃げ隠れせずに、
自分から。
攻撃は最大の防御です」
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