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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第55章 2日目・深夜6 危機一髪
何が攻撃かはわからないけれど、
それに、「逃げ隠れせずに」って言いながら
自分は机の下に隠れるのね、ヒロシくん、、
まあ、ヒロシくんには何にもしようがないんだけど、、

そんなことも頭をかすめながら、
自分の中での判断能力が
もはやなかったので
言いなりになるしかないだろう。

夫という「敵」に見つかりそうになって
なんとか取り繕おうとしている妻と間男、
そんな構図になっている。

実際、娘の部屋で逢い引きしている状態であることは
間違いない。
見つかったら、、、アタシ、、、
どんな言い訳もできない、、、

「あ、綾子さんのスマホ、
持って行った方がいいですよ、
役に立つかもしれないです」

そう言ってワンピースパジャマのお腹のあたりの
ポケットにヒロシが投げ入れた。

さっきの、恭子先生からの電話で
ビーワンのセクハラの状況を
救ってくれた時もそうだったけれど、
こうした時のヒロシの動きは俊敏だった。
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