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第56章 ２日目・深夜7　危機‘一発’

今、ヒロシの肉茎の亀頭が
入っている部分の少し先には
Gスポットと呼ばれる、
綾子にとっても極上の快感のポイントがあった。

膣口から少し入った膣壁の部分、
恥骨やクリトリスの裏あたりだ。
もちろん綾子も、そこを刺激されると
クリトリスや乳首と同じように感じてしまう。

最初の彼に、
Gで始まる名前の学者が見つけたらしいよって
教えてもらったけれど、
綾子は今もってそれを覚えることができなかった。

でも、その位置だけは、指が覚えている。
「オナニーの時も触ってみたら」
そう彼に言われて、弄るようになってしまった。

「中指がいいんじゃないかな」
彼がどこからか仕入れてきた知識で指南してくれた。
「ほら、ここ」
「ぁぁっ、すごぃぃっ、、、っくぅ」
彼の指がやさしく撫でてくれて、
自分でする前にあっという間にイカされてしまった。

手のひらでクリを押し付けながら
指を膣の中に入れて撫でると
あまりの気持ち良さに全身が震えた。

しばらくはクセになってしまい、
寂しい夜は、
指オナニーで慰めて、何度も中イキした。

彼とセックスする時でも前戯で、
触るようにお願いしていたくらいだ。

だから、十分に開発されている。
もちろん、オトコの肉棒でそこを突かれるのが
一番気持ちいい。
細かいところまでの繊細さはないけれど
予想もつかない動きのほうが
官能は燃え上がる。