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第112章 深夜8　天使と悪魔の境界線

それは、
予想外のことだった。
あんなにも自分に淫らなこと、
フェラヤイラマまで
させたタケトのことだから、
若い恭子ちゃんにも目がないのだと思っていた。


今ごろは、恭子ちゃんの
巨乳に誘惑され、
一晩を共に過ごしているものだと
ばかり思っていた。


「でもさ、
びっくりしたよ。
さっき玄関の近くまで来たら、
管理人が綾子ママの家から
飛び出して、
走り去ってったんだから。


ねえ、なんかあったの？
あの管理人ってさ、
もうやめた人だよね。


駐車場に車、停めてあったみたいで、
乗り込んでいなくなっちゃったけどさ。
なんで、綾子ママの部屋にいたの？」


、、、そんなところ、、、
見られてたんだ、、、


「たっ、、、宅急便の
荷物預かってくれていたみたいで、、、
それを持ってきてくれて」
「へぇ〜、そうなんだ。
じゃあ、綾子ママ、
一人なんだね。
ねえ、部屋に入ってもいい？」


警官が来ると思っていたのに、
まさかタケトくんだとは
思わなかった。
でもこのまま、
入ってこられたら、ヒロシくん
鉢合わせになってしまう。


ヒロシはベランダから
入ってきたから、
タケトくんも気づいてないわよね、、、