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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第112章 深夜8 天使と悪魔の境界線
綾子もタケトの気配を
遠くに感じ、
逝かされたばかりで、
肩で息をしながらも
声を出さずに押し殺していた。
タケトもヒロシも
どちらも声を発せず、
リビングのドアを挟んで、
お互いに何か探りあうような
緊張感のある空気に包まれる。
ただ、これで、
いきなり警官に部屋に
踏み込まれてしまうという
最悪の状況を避けることはできた。
あとは、タケトに
静かにしてもらっていて、
やってきた警官と
インタホンで話して、
帰ってもらえればいいのだ。
タケトの話からすると
管理人もすでにクルマを
出してマンションから
去っているに違いない。
インタホン越しとはいえ
綾子本人が、
特に何もなかったと
シラをきれば警官も
納得してくれるに違いなかった。
ただ、ヒロシが
何か話して仕舞えば、
それで台無しだし、
タケトが玄関を開けて仕舞えば、
いったいどんなことになるのか。
綾子の生殺は
その二人の行動にかかっていた。
「そうだ、
縛られたまんまだとさ、
もしタケトに見られたら、
どう思われるか分かんないから
解いてあげるね、綾子さん。
ずっと縛られちゃってて
痛かったでしょ」
遠くに感じ、
逝かされたばかりで、
肩で息をしながらも
声を出さずに押し殺していた。
タケトもヒロシも
どちらも声を発せず、
リビングのドアを挟んで、
お互いに何か探りあうような
緊張感のある空気に包まれる。
ただ、これで、
いきなり警官に部屋に
踏み込まれてしまうという
最悪の状況を避けることはできた。
あとは、タケトに
静かにしてもらっていて、
やってきた警官と
インタホンで話して、
帰ってもらえればいいのだ。
タケトの話からすると
管理人もすでにクルマを
出してマンションから
去っているに違いない。
インタホン越しとはいえ
綾子本人が、
特に何もなかったと
シラをきれば警官も
納得してくれるに違いなかった。
ただ、ヒロシが
何か話して仕舞えば、
それで台無しだし、
タケトが玄関を開けて仕舞えば、
いったいどんなことになるのか。
綾子の生殺は
その二人の行動にかかっていた。
「そうだ、
縛られたまんまだとさ、
もしタケトに見られたら、
どう思われるか分かんないから
解いてあげるね、綾子さん。
ずっと縛られちゃってて
痛かったでしょ」