この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第112章 深夜8 天使と悪魔の境界線
こんなところで
優しさを見せるくらいなら
もっと早く解いて欲しかったけれど、
それでも、縛られたままよりはマシだ。
「なんだ、これ、
ネクタイで縛られてたんだ。
パパさんのだよね。
こんなヨレヨレじゃ、
もう、使い物にならないな」
そう言ってヒロシが、
きつく縛られた結び目を解いて、
放り投げた。
管理人が何で縛っていたかは
わからなかったけれど、
まさか、夫のネクタイだったとは。
室内灯が点けられて
明るいリビングの床に
投げられたネクタイは、
綾子が、誕生日に買ってあげたものだ。
その華やかな柄が目に入り、
なんだか、悲しくなってしまった。
夫は、今頃、どこで
誰と、何をしているのだろう。
他の女といるかもしれないと思うと、
さっき、管理人に
犯されている時も、
助けを求めることはできなかった。
弱みは握られたくないのもあったし、
心配もして欲しくなかった。
もはや、同じ世界では
生きていけない、、、
夫に比べたら、
今や管理人と同類で、
悪魔のようなヒロシであっても
綾子にとっては、
この地獄のような状況から
助け出してくれる
救世主には違いなかった。
優しさを見せるくらいなら
もっと早く解いて欲しかったけれど、
それでも、縛られたままよりはマシだ。
「なんだ、これ、
ネクタイで縛られてたんだ。
パパさんのだよね。
こんなヨレヨレじゃ、
もう、使い物にならないな」
そう言ってヒロシが、
きつく縛られた結び目を解いて、
放り投げた。
管理人が何で縛っていたかは
わからなかったけれど、
まさか、夫のネクタイだったとは。
室内灯が点けられて
明るいリビングの床に
投げられたネクタイは、
綾子が、誕生日に買ってあげたものだ。
その華やかな柄が目に入り、
なんだか、悲しくなってしまった。
夫は、今頃、どこで
誰と、何をしているのだろう。
他の女といるかもしれないと思うと、
さっき、管理人に
犯されている時も、
助けを求めることはできなかった。
弱みは握られたくないのもあったし、
心配もして欲しくなかった。
もはや、同じ世界では
生きていけない、、、
夫に比べたら、
今や管理人と同類で、
悪魔のようなヒロシであっても
綾子にとっては、
この地獄のような状況から
助け出してくれる
救世主には違いなかった。