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第112章 深夜8　天使と悪魔の境界線

そんな天使のようでもあり、
悪魔のようでもあるヒロシ。


ネクタイは解いてくれて優しさは見せても、
まだ立ちバックで繋がったままだ。
セックスするのは、やめてくれなかった。


天使と悪魔の境界線は、
滲んで溶けて、
さしずめ、やさしい悪魔といったところだろうか。


願わくば、やさしい天使でいて欲しかったけれど、
でも、今は、このヒロシに
逆らうわけにはいかない。


もとより、カラダは、
二度目のセックスに
すっかり馴染んでいる。


教え子の高校生ショウタ、
教え子梨花の義兄アキラ、
そしてゲスな管理人、
いずれも一度だけのセックスだ。


その中でヒロシは、
ただ一人、昨夜に続いて
二度目のセックスになる。


ヒロシも綾子の快楽のツボを
心得てきているだろうし、
綾子もヒロシのペニスの
形を覚えてしまっていた。


他の三人に比べると、
一番ちょうどいいくらいの
オマンコへの収まり具合だった。


それに、ヒロシは、
一年以上も、ずっと好きでいてくれる、
そんな愛情もあったのだ。
それが優しさにもつながっているのだろう。


拘束は解かれたというのに、
綾子は知らず知らずのうちに
自分から腰を振り始めてしまっていた。