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第113章 深夜9　共謀は凶暴な狂棒で

自分で思っていた以上に
大きな声が出た。
ヒロシとタケトも
まさかのことにびっくりしているようだ。


綾子はもう、なりふりはかまっていられなかった。
今出せる限りに声を出したのだ。



「誰かぁ、
気てぇ、
早くぅ」


もう一度、綾子のよく通る声が、
リビングのみならず、
家中に響いていた。
これなら玄関の外までも
届いているだろう。
もしかしたら、
玄関の外に警官がたどり着いているかもしれない。


そうしたら、管理会社の人間も
呼び寄せて、
合鍵で中に入ってきて、
助けてくれるかもしれない。


そうでなくても、
ヒロシとタケトが
綾子がここまですることに
恐れをなして、この部屋から
いなくなってくれるかもしれない、
そんな期待もあった。


とにかく、
この二人からの陵辱を、
今すぐにでもやめさせたかったのだ。
目の前のタケトにも
後ろから腰を抱えながら
アナルバイブをいじる
ヒロシにも
言い聞かせた。


「もう、こんなに、
辱めたら、
十分でしょ。
お願い、、、帰って、、、
そうしないと警官が
きちゃうから、、、


今帰ってくれたら、
誰にも、言わないから、、、
アタシに、これ以上、
大きな声、出させないで、、、」