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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第10章 1日目・昼3 気まずいランチ
全身から力が抜けた。
朗読が聞かれたということは、
それからのこともぜんぶ、だ。
酔っていたこともあって、
ところどころしか覚えていない。
でもすごく淫らに乱れてしまったという記憶はある。

「正直に言うとね、
あんまり覚えていないの。
ぜんぶじゃないけど、ところどころは
わからなくなっちゃって。
そういうこともあるから、
ねえ、お願いだから、聞かなかったことにして」

「覚えてなくても大丈夫ですよ。
ちゃんと録音しましたから。
聞いてみます?
あ、でもその前に片付けしなくちゃ」
、、え?録音?
さらりとすごいこと言われた。
でも、そんなこと、、
「片付けなら、アタシが」
「いいですよ、片付けまでして料理が終わるんですから」
「美味しかったわ、ありがとう」

「あ、ぼくの勝ちですから、夕ご飯は作りませんよ」
そんなこと、、
どうでもよかった。
「録音、してたんだ」
「今時、そんなの簡単ですよ」

「ねえ、それ、消してくれない?」
「まあ、消してもいいですけど、
でもせっかくだから、
一緒に聞いてみません?
それからだったらいいかな」

「聞かなきゃ、ダメ?」
「だって、覚えてないって。
けっこう衝撃的なこと言ってましたよ」
「そんなに?」
「ええ」

聞かなきゃいけないの?
衝撃的なこと?と言われちゃうと
聞いてみたい自分もいる。
だからと言ってヒロシと一緒に?
そんなの無理、、よ、、
聞けないったら、、、
どうしよう、、、
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