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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第11章 1日目・昼4 羞恥の録音
録音を聞かない、という選択肢はなかった。

「じゃあ、ここで聞きましょうか。
やっぱりここが相応しいですよね」
綾子は、ヒロシの部屋に連れてこられ、
ベッドの上に腰掛けることになった。
そこしか場所はなさそうだ。

、、ここで聞いてたのよね、、
、、ってことは、、
さすがに経験豊富な人妻、、
それくらいの想像はつく、、

ヒロシは机でパソコンを操作している。
「ヘッドフォンつけたほうが臨場感ありますよ」
「ねえ、夕べ以外のも、録ってたの?」
「どうだっけな?ちゃんと覚えていないですけど、
あったかもしれないですね」
「ねえ、それも消してもらえるの?」
なんなら、今、そのパソコンを壊してしまいたいくらいの
切迫した気持ちだった。

「そういうのは後回しにして、まずは
夕べのから、聞きましょうよ。
消したいのはこっちでしょ」
「でも、やっぱり聞きたくないかも」
手渡されたヘッドホンを戻そうとしたけれど
受け取ってくれなかった。

「自分でしたことなんだから、ちゃんと
確認したほうが、いいと思うな。
早くヘッドフォンつけて」

みると、ヒロシは片耳にワイヤレスのイヤフォンをしていた。
ヒロシもまた聞くつもりなのだろう。
綾子は、人生最大の胸の鼓動に心臓が飛び出してしまいそうだった。
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