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第59章 ２日目・深夜10　アクメに包まれて

でもヒロシはそんな綾子の
焦がれた思いには気づいてくれなかった。
「やったぁ。
約束ですよ」
ヒロシがそういうと
強く抱きしめてくれた。


これで、、、おしまい、、、なの？
アタシは、、、すぐにでも
また、、会って、抱いて欲しいのに、、、
こんなカラダにさせたまんま
放り出さないでよ、、、


でもその言葉は飲み込んだ。


「ねえ、明日はいつ帰るの？」
そういうのが精一杯だ。
「まだ決めてないですけど、
適当に、、、かな、、、」
「綾子さんは学校でしょ。
それに
午後にはカノンちゃん、
戻ってくるんですよね。
じゃあ、もう会えないですね」


「カノン、会いたがってたわよ」
その言葉がヒロシを引き止めるためのことなのは
明らかだった。


「俺も会いたいですけどね、
やっぱり
気まずいんで。
だって、こんなことに」

そういうとカノンのパジャマを
手に取った。
ずっと綾子の下に敷かれ、
さらには股間をぬぐったので
ぐっしょりとしていた。

「そうね、、、」
綾子自身、
夏音の前でヒロシとどんな会話ができるか
想像もつかなかった。

「じゃあ、
おやすみなさい、、
もう、早く寝るのよ、、、」
それだけいうのがもう精一杯だった。