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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第12章 1日目・昼5 母性本能
録音を聴き終わってしばらく、
気まずい二人は会話もなく、動かないままでいた。
外は青空が広がっているけれど
奥の部屋は、ねっとりと隠微な空気が支配していた。
ヒロシは昨夜、生で聞いているはずだ。
でも、二回聞いてもその衝撃はすごかった。
自分が好きな女性の、オナニーの声、
それはあまりに激しく淫らで、
しかもその中には、自分も登場していた。
それが嬉しいことなのかどうかはわからない。
「ねえ、驚いた?」
綾子がようやく口を開いた。
「驚かないか。ずっと聞いてたんだもんね。
あたしは、あまりに驚いて
もう恥ずかしさも通り越してしまってるけど。
ああ、あたし、驚いちゃったから、
今晩の夕ご飯は作ってもらえないんだ。
まあ、そんなこと、どうでもいいか」
明るく振舞って場の空気を変えようと饒舌になったけど
無理な話だった。
ヒロシは、この一年間、
告白をした後もずっと隣の部屋の声を聞いていた。
綾子たち夫婦の会話、夫婦の喧嘩、
そして夫婦のセックス。
何もかもが筒抜けだった。
もちろん、綾子が独り寝の時の
オナニーの声だって、みんな聞いていた。
聞いていただけではない。
録音だって残っているはずだ。
全部じゃないけど、
セックスとオナニーだけは残してあった。
気まずい二人は会話もなく、動かないままでいた。
外は青空が広がっているけれど
奥の部屋は、ねっとりと隠微な空気が支配していた。
ヒロシは昨夜、生で聞いているはずだ。
でも、二回聞いてもその衝撃はすごかった。
自分が好きな女性の、オナニーの声、
それはあまりに激しく淫らで、
しかもその中には、自分も登場していた。
それが嬉しいことなのかどうかはわからない。
「ねえ、驚いた?」
綾子がようやく口を開いた。
「驚かないか。ずっと聞いてたんだもんね。
あたしは、あまりに驚いて
もう恥ずかしさも通り越してしまってるけど。
ああ、あたし、驚いちゃったから、
今晩の夕ご飯は作ってもらえないんだ。
まあ、そんなこと、どうでもいいか」
明るく振舞って場の空気を変えようと饒舌になったけど
無理な話だった。
ヒロシは、この一年間、
告白をした後もずっと隣の部屋の声を聞いていた。
綾子たち夫婦の会話、夫婦の喧嘩、
そして夫婦のセックス。
何もかもが筒抜けだった。
もちろん、綾子が独り寝の時の
オナニーの声だって、みんな聞いていた。
聞いていただけではない。
録音だって残っているはずだ。
全部じゃないけど、
セックスとオナニーだけは残してあった。