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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第3章 前夜1 成長
ピンポーン
玄関の呼び鈴が鳴った。
西陽が窓から差し込んでいて
オレンジ色に光っていた。
夫は仕事でいない。
娘も合宿でいない。
夏休みで学校も忙しくなく
昨日から一人きりなのが少し寂しかった。
だからヒロしを招き入れることは
ちょっぴり嬉しいことでもあった。
一年前まではよく一緒にご飯も食べてたことが
懐かしくもあった。
「僕、綾子さんのことが好きです」
あの時の言葉も、うっすらと淡い思い出となっていた。
大学に通うようになったヒロシが今でも
そんなことを思っている雰囲気はなかった。
「ああ、とってもいい匂い。
懐かしいなあ」
ドアを開けると逆光の中、
ヒロシのシルエットが浮かび上がった。
いつの間に、アタシより大きくなったのかしら。
一年前には同じくらいの背丈のはずだったけれど
今は見上げてしまう。
「これ、どうぞ」
「いいのよ、そんな気にしなくて」
「綾子さん、好きだと思って」
「赤ワイン?しかもボルドーなの?
いいのかしら、いただいちゃって」
「だって夕ご飯、ご馳走になっちゃうから」
「そんな気を遣わなくても。
大人になったのね、ヒロシくん。
あれ、でも、まだ未成年よね」
「オレ、もうじき19ですけど、
まあ、東京じゃよく飲んでるんで」
「大学生だもんね、じゃあ、
ここだけの秘密って事で」
玄関の呼び鈴が鳴った。
西陽が窓から差し込んでいて
オレンジ色に光っていた。
夫は仕事でいない。
娘も合宿でいない。
夏休みで学校も忙しくなく
昨日から一人きりなのが少し寂しかった。
だからヒロしを招き入れることは
ちょっぴり嬉しいことでもあった。
一年前まではよく一緒にご飯も食べてたことが
懐かしくもあった。
「僕、綾子さんのことが好きです」
あの時の言葉も、うっすらと淡い思い出となっていた。
大学に通うようになったヒロシが今でも
そんなことを思っている雰囲気はなかった。
「ああ、とってもいい匂い。
懐かしいなあ」
ドアを開けると逆光の中、
ヒロシのシルエットが浮かび上がった。
いつの間に、アタシより大きくなったのかしら。
一年前には同じくらいの背丈のはずだったけれど
今は見上げてしまう。
「これ、どうぞ」
「いいのよ、そんな気にしなくて」
「綾子さん、好きだと思って」
「赤ワイン?しかもボルドーなの?
いいのかしら、いただいちゃって」
「だって夕ご飯、ご馳走になっちゃうから」
「そんな気を遣わなくても。
大人になったのね、ヒロシくん。
あれ、でも、まだ未成年よね」
「オレ、もうじき19ですけど、
まあ、東京じゃよく飲んでるんで」
「大学生だもんね、じゃあ、
ここだけの秘密って事で」