この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第3章 前夜1 成長
綾子も高校教師の手前、未成年と飲酒というのも
考えものではあったけれど、
自宅だし、それを咎めるものもいないだろう。
「上がって、ヒロシくん、
リビングで座っててよ」
「はあい。お邪魔しま〜す」
Tシャツから伸びた腕が
日に焼けて逞しかった。
ヒロシの成長が、眩しく感じられた。
「ヒロシくん、運動でもしてるの?」
「サークルとかには入ってなくて、
でも学校にジムがあるから、そこで運動はしてますよ」
「どうりで、なんかふた周りくらい大きくなったみたい」
「そうです?あ、でも家のものがなんか小さく感じられました」
「まだおっきくなってるのかしら」
「背は少し伸びてるみたい」
「じゃあ、たくさん、食べられるね。
調子に乗って作りすぎちゃったかもって思ったけど、
いっぱい食べてね」
「もちろん、そのつもりで来ましたよ。
綾子さんの料理、美味しいから。
久しぶりで楽しみです」
笑顔でそう話してくれることが嬉しかった。
最近では夫にも娘にも料理をほめられることはない。
当然のように食べて、何事もなかったかのように席を立つ。
大いなるマンネリ化した食卓だった。
その食卓に久しぶりに現れたヒロシは
ピリリと効いたスパイスのようでもあり、
大きく咲いたヒマワリのようにも感じられた。
「カンパ〜い」
ワイングラスがチ〜ンとなった。
ヒロシは実際にむしゃむしゃと食べ、
学校生活のことをよく語ってくれた。
綾子にとってヒロシは
息子のようでもあり、弟のようでもあった。
「僕」が「オレ」に変わったヒロシの
成長も感じていた。
ほろ酔いになりながら、
綾子も会話を楽しんだ。
ちょっとした愚痴も聞いてくれたことが嬉しかった。
あたりはやがて暗くなり、
街の明かりがきらめき始めた。
「ねえねえ、ヒロシくん、彼女、
できたぁ?」
気になってまた聞いてしまった。
考えものではあったけれど、
自宅だし、それを咎めるものもいないだろう。
「上がって、ヒロシくん、
リビングで座っててよ」
「はあい。お邪魔しま〜す」
Tシャツから伸びた腕が
日に焼けて逞しかった。
ヒロシの成長が、眩しく感じられた。
「ヒロシくん、運動でもしてるの?」
「サークルとかには入ってなくて、
でも学校にジムがあるから、そこで運動はしてますよ」
「どうりで、なんかふた周りくらい大きくなったみたい」
「そうです?あ、でも家のものがなんか小さく感じられました」
「まだおっきくなってるのかしら」
「背は少し伸びてるみたい」
「じゃあ、たくさん、食べられるね。
調子に乗って作りすぎちゃったかもって思ったけど、
いっぱい食べてね」
「もちろん、そのつもりで来ましたよ。
綾子さんの料理、美味しいから。
久しぶりで楽しみです」
笑顔でそう話してくれることが嬉しかった。
最近では夫にも娘にも料理をほめられることはない。
当然のように食べて、何事もなかったかのように席を立つ。
大いなるマンネリ化した食卓だった。
その食卓に久しぶりに現れたヒロシは
ピリリと効いたスパイスのようでもあり、
大きく咲いたヒマワリのようにも感じられた。
「カンパ〜い」
ワイングラスがチ〜ンとなった。
ヒロシは実際にむしゃむしゃと食べ、
学校生活のことをよく語ってくれた。
綾子にとってヒロシは
息子のようでもあり、弟のようでもあった。
「僕」が「オレ」に変わったヒロシの
成長も感じていた。
ほろ酔いになりながら、
綾子も会話を楽しんだ。
ちょっとした愚痴も聞いてくれたことが嬉しかった。
あたりはやがて暗くなり、
街の明かりがきらめき始めた。
「ねえねえ、ヒロシくん、彼女、
できたぁ?」
気になってまた聞いてしまった。