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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第63章 3日目・朝4 一男(いちなん)去ってまた一男
綾子のカラダは知っている。



あの、、、
扉の、、、
向こうには、、、
真っ白な光が大きく花開く、、、
楽園が、、、
待っている、、、




後先考えずに
何もかも
投げ捨てて
その扉を開けてしまえば
その光に包まれて、
どんなに楽になるだろう。





「綾子さん、、、
お待たせ〜」





その扉の前に立ちはだかる救世主のように
ヒロシの声が飛び込んできた。


アブナイところだった、、、
あと数秒ヒロシが来るのが遅かったら、
アクメへの扉が開かれて
今頃、白い光に身を焦がしてしまっていたかもしれない。


このまま、魅惑の快楽に
身を堕とすギリギリのところで
綾子は踏みとどまった。




「ヒロシくん、、、遅いよ、、、
遅れちゃうよ、、、」



綾子は自然な仕草で
管理人の手を振り払った。


、、、チッ、、、


管理人の舌打ちが聞こえた。
本当にアブナイところだった。
もしこんなところで
管理人にイカされてしまったら、、、
それをヒロシくんに見られたら、、、


綾子の頭の中には
夫の姿はもうなかった。
ヒロシの存在だけが、
綾子にとって確かなものだった。
ヒロシにはそんな姿を見られたくなかった。



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