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人妻教師の危険な情事 〜隣人青年に堕とされる夏〜
第63章 3日目・朝4 一男(いちなん)去ってまた一男
綾子は
真っ白な光に
包まれていた。


今まで浴びたことがないような
明るい光のもとに
放り出された感じに
浮遊している。


雲の上にいるような
無重力のような
柔らかな空気に包まれ、
体を震わせたまま、
そのクライマックスの愉悦の頂点を味わっている。


、、、このまま、、、
ずっと、、、
浮かんでいたいな、、、


、、、あああ、
でも、、、
だめ、、、



体の芯がぐにゃりとして、
もう立ってられない、、、
そう思った瞬間、
ストンと意識が遠のいた。



綾子は強烈なアクメに達して
失神してしまったらしい。


、、、あ、、、でも、、
アタシ、、、
まだ、、、浮いてるよ、、、



あったかい、、、


柔らかい、、、



遠ざかる意識の
その向こうから、
タケトの声が聞こえてきた。



「大丈夫?、、、

、、、ママ、、、、

綾子、、ママ、、、」



それは、
さっきまでのイタズラな目が消えた、
か弱い少年の声だった。



タケトは、崩れ落ちそうになる
綾子をお姫様だっこのように抱えて、
部屋まで連れて行こうとしていた。



タケトの呼び掛ける声が
どんどんかすかになっていく。



「ママ、、、ボクのママ、、、

ボクを、、、置いて、、、

いかない、、、、で、、、」




、、、ぇっ?、、、
何言ってるの
タケ、、、ト、、、く、、、ん、、、




綾子の意識は、、、
そのまま遠くへ行ってしまった。
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