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白昼夢、1
第4章 営みの後の妄想
白昼夢、12
営みの後の妄想−4
男はそんな事は気にせずに腰を振る。
紀美子は声を上げる
「ギヤー〜〜ー〜〜〜〜」
身体が浮き上がり何処まで上に浮き上がって行く感覚がある。
宇宙を見た様な気持ちさえする場所まで吹き飛ばされた快感。
そのあと急に下に落ちて行く。
「あーーーーー」
深い深い井戸に落ちて行くように
目覚ましが鳴った。私は反応する事が出来ない、身体が怠くて布団の中で身体が拒否しているんだろうな。
隣で寝ている洋三さんが私の上に覆い被さるように体を伸ばして目覚まし時計を止めてくれた。わからない様に洋三さんの匂いを嗅いだがあの甘い感覚を呼ぶ匂いは出てなかった
昨日の夜は何度逝ったのかわからないぐらい気持ちよかった。
そのあと拭いておいたのにクロッチに所が冷たく濡れている。
匂いが好きかも、あの甘い匂いが好き。
残念な気持ちで紀美子は今日の一日のために起き上がった。