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白昼夢、1
第2章 痒みある場所
白昼夢、5
3、痒みのある場所−2
「ああああいっくぅーー〜」
その日初めて紀美子はトイレの中でエクスタシィを感じてしまった。
息が上がって、お腹が痙攣して汗もいっぱいかいてしまった。
それからしばらく動けない。
息を整えて衣服も整えて、そっとドアを開けて周りを見て誰もいないか確認してから個室を出た。化粧を直してやっと正気を取り戻した紀美子はいつも通り事務所に入った。
珍しく男性の上司から朝の挨拶をされた時はビクンと反応してしまった。
燃え残りの火が子宮の中で燃えてるみたいになってしまっていた。