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氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第7章 7章 甘く淫らに溶かされて
「あの時の私、可愛くなかったわね」
「どの時?」
「初めてお姫様抱っこされた日のことよ」
「あの時も今も、カミリアは可愛いよ。可愛くない時なんて、1秒もない」
 キザなセリフを平然と言ってのけるラウルに、顔が熱くなる。ラウルは真っ赤になったカミリアの顔を覗き込み、クスクス笑う。

「暑さにやられちゃった?」
「確信犯でしょ?」
「なんのことかな?」
 ラウルは涼し気な顔をして別荘に入る。別荘は白と水色を基調とした爽やかな見た目をしており、中も同じく白と水色を基調としていた。窓は大きめで、オーシャンビューを楽しめる造りとなっている。

 ラウルはひとり掛けのソファに座ると、カミリアを抱きしめる。恋人になってまだ間もない上に、男性経験がなかったカミリアは、恥ずかしさで身を捩らせる。ラウルは逃すまいと更に強く抱きしめた。
「どこに行くの??」
「そこのソファに座るの。ずっとあなたの上に座るわけにはいかないでしょう?」
「ダメ、ここにいて。大事な話をするから」
 大事な話をするなら、向かい合って座ったほうがいいんじゃないかと思ったが、言ったところで離してもらえないのは目に見えている。恋人になってからというもの、時間さえ出来ればカミリアを抱きしめたり、キスをしに来ていた。抱きしめる時間があまりにも長いと、カミリアの方から理由をつけて離れようとするが、離してもらえたことは一度もない。

「それで、大事な話って?」
「来月、僕はフェガリの国王になるわけだけど、カミリアは騎士を続けたい?」
「え?」
 結婚して女王になれば、カミリアは公務で忙しくなるだろうと思っていた。それが当たり前で、当然、騎士も辞めなければならないと思っていた。だから、こんな質問をされるとは思ってもみなかった。

「でも、女王になったら忙しいでしょ」
「僕はそういうことを聞きたいんじゃない。カミリアの気持ちが知りたい。騎士は続けたいの? それとももう、未練はない?」
 未練がないと言えば嘘になる。国民を守ることに生きがいを感じていたし、授業をするようになってからは仲間達と過ごすのが楽しかった。本音を言えば、辞めたくない。だが、本当にそれを言っていいのか、迷ってしまう。
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