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氷の戦乙女は人たらし公爵に溺愛される〜甘く淫らに溶かされて〜
第4章 フェガリ
困っているとラウルが咳払いをし、ラプティスは渋々離れていった。
「ラプティス、こちらは僕の婚約者、ソニアだ。ソニア、こちらは仕立て屋のラプティスだ。暴走しがちだが、腕は確かだ」
「ソニア様! まぁ、可憐なお名前ですこと! それにとても美しいわ」
再びラウルが咳払いをすると、ラプティスはしかめっ面をしてラウルを睨みつける。カミリアは居心地の悪さを覚え、室内を見回した。男性物の服もあるにはあるが、ほとんどがドレスやネグリジェなど、女性物が多い。
「ラプティス、彼女の普段着と下着を至急、ドレスは3週間後までにお願いできるかい?」
「あらあらまぁまぁ! そんな楽しいお仕事をさせてくださるんですか!? えぇ、もちろんですとも! さ、ソニア様、さっそく測定いたしましょ。ほら、ラウル様は向こうへ行った行った」
ラプティスはカミリアを抱き寄せると、しっしっと犬を追い払うように、ラウルを追い出そうとする。ラウルはやれやれと肩をすくめ、部屋から出ていった。
(寛大というか、なんというか……)
ラウルが出ていったドアを横目で見ながら、よく怒らないものだと感心した。そして公爵であるラウルにあのような態度を取れるラプティスの神経を疑う。シャムスの貴族にしっしっとやったら、運が良くて牢獄行き、運が悪ければ命を落としているだろう。
「素晴らしいドレスを作るには、正確な測定がかかせません。姿勢を正して、程よく力を抜いて立ってくださいね」
カミリアは言われたとおり、背筋を伸ばして肩の力を抜いた。ラプティスは丁寧にカミリアの身体を測定していく。いきなり抱きついてきたりキスをしてきたりしたので、あちこち身体を触られるのではと懸念していたが、それは杞憂に終わった。
「このサイズなら、これとこれと、あとこれかしら。そうそう、あとは……」
ラプティスは数着のドロワーズやネグリジェ、ワンピースなどを次々にピックアップしていく。それらを一通り集めると、テーブルの上に置いた。
「ラプティス、こちらは僕の婚約者、ソニアだ。ソニア、こちらは仕立て屋のラプティスだ。暴走しがちだが、腕は確かだ」
「ソニア様! まぁ、可憐なお名前ですこと! それにとても美しいわ」
再びラウルが咳払いをすると、ラプティスはしかめっ面をしてラウルを睨みつける。カミリアは居心地の悪さを覚え、室内を見回した。男性物の服もあるにはあるが、ほとんどがドレスやネグリジェなど、女性物が多い。
「ラプティス、彼女の普段着と下着を至急、ドレスは3週間後までにお願いできるかい?」
「あらあらまぁまぁ! そんな楽しいお仕事をさせてくださるんですか!? えぇ、もちろんですとも! さ、ソニア様、さっそく測定いたしましょ。ほら、ラウル様は向こうへ行った行った」
ラプティスはカミリアを抱き寄せると、しっしっと犬を追い払うように、ラウルを追い出そうとする。ラウルはやれやれと肩をすくめ、部屋から出ていった。
(寛大というか、なんというか……)
ラウルが出ていったドアを横目で見ながら、よく怒らないものだと感心した。そして公爵であるラウルにあのような態度を取れるラプティスの神経を疑う。シャムスの貴族にしっしっとやったら、運が良くて牢獄行き、運が悪ければ命を落としているだろう。
「素晴らしいドレスを作るには、正確な測定がかかせません。姿勢を正して、程よく力を抜いて立ってくださいね」
カミリアは言われたとおり、背筋を伸ばして肩の力を抜いた。ラプティスは丁寧にカミリアの身体を測定していく。いきなり抱きついてきたりキスをしてきたりしたので、あちこち身体を触られるのではと懸念していたが、それは杞憂に終わった。
「このサイズなら、これとこれと、あとこれかしら。そうそう、あとは……」
ラプティスは数着のドロワーズやネグリジェ、ワンピースなどを次々にピックアップしていく。それらを一通り集めると、テーブルの上に置いた。