この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Tears【涙】~神様のくれた赤ん坊~
第5章 ♠RoundⅢ(淫夢)♠ 
 あれほど責める言葉は口にしてはいけないと自戒していたというのに、やはり、言ってしまった。
 そう思っても、言葉は二度と取り戻せやしない。そうなると、直輝がなかなか応えないことにも意味があるような気がして、余計に苛立ってしまう。
「ねえ、どうして?」
「別に理由なんて、ないさ」
「でも、そんなに腕時計に興味があるのなら、私と付き合ってた頃に、少しでも、そういう話をしたはずじゃない?」
「誰だって、他人には話さずに大切にしまっておきたいものがあるだろ」
「他人? 私は直輝さんにとって、他人なの?」
「そういう問題じゃないだろうが」
「話をはぐらかさないで。私が他人だから話したくなくて、有喜菜には話せた? なら、有喜菜は一体、あなたの何なのよ?」
/435ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ