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放課後羞恥クラブ
第1章 破瓜
「は……恥ずかしいです……こんな場所で……」
「大丈夫だよ。誰も来ないから……」

 春田仁菜は戸惑っていた。放課後、誰も来ない旧校舎の数学準備室でずっと片思いしていた数学教師、真野奏多に白ブラウスのボタンを外されているからだ。
 奏多が一つ一つボタンを開けていくのを、仁菜は桜色に頬を染めながら見ていた。鎖骨に仁菜のウエーブがかった栗色の毛が汗でしっとりと張り付いている。
 奏多は端正な顔立ちを崩すことなくボタンに指を掛ける。また一つ解れると仁菜の白レースのキャミソールに淡いピンクのブラジャーの線が映っていた。仁菜は生まれてこの方男に肌を晒した事もないし、体を重ねたこともなくこの年まで純潔を守ってきた。
 緩やかなウェーブの掛かった栗色の髪は天然のもので肌は抜けるように白く、小柄ながらバランスの良いスタイルをしている。

 奏多が最後までボタンを外し終えるとはらりと前が開けた。重量のある胸の谷間がはっきりと確認された。

「春田さんの胸大きいね……」
「あ、そんなことないですっ……」

 仁菜が一歩下がると窓際に背が当たった。もう逃げ場はない。
 朝先生に頼まれたレポートを提出しに来ただけなのに――先生と二人きりになれて、つい、「好き」だなんて言ってしまったばかりに、もう抵抗できない――。
 仁菜は少し前の自分の行いを少し後悔していた。入学してずっと好きだった先生が、こんなに生徒に簡単に手を出してくるとは思いも寄らなかったのだ。
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