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放課後羞恥クラブ
第1章 破瓜

「怖いの? こんなことするの嫌?」
「……せ、先生が好きだから……したいけど、怖い……」
「怖いんだね。俺も仁菜が好きだから、したいんだ。でも、急がせていたならやめるよ」
「……嫌いにならないですか……?」
「ならないよ。仁菜が大好き。焦らせてゴメンね」
奏多は愛液のついた指をねっとりと舐め取り、自分の唇をぺろりと拭った。そしてすぐに仁菜の唇に甘く優しく口づける。さっきまで自分の秘所を舐め回していたのが如実にわかるぐらい、雌の匂いがするキスに、仁菜は困惑しながらも舌を出して懸命に受け入れた。
長いキスが終わる頃には陽も落ち、グラウンドからの声もしなくなっていることに気付く。下校時刻が過ぎていた。
背の高い奏多が長い手を伸ばしてカーテンを閉めていくのを仁菜は着替えながら眺めていた。とんでもないことをしてしまった思いと、少しだけ残念な思いとが混じり合っていた。
怖い、と泣き出して拒んでしまったけれど――これで、先生との関係がこれっきりになってしまったらどうしよう……。白ブラウスのボタンを最後まで締めると、仁菜は立ち上がって奏多の傍へ寄った。
「あの、先生……」
「支度できた? 俺、車だから帰りは送るよ。遅くなっちゃったのは俺のせいだしね。でも他の生徒や先生に見つかるといけないから、先に出てくれる? 裏門の傍で待ってて」
奏多の涼やかな瞳が優し気に細められ、仁菜は心の底から安堵し改めてときめいた。やっぱり私の大好きな先生だ――仁菜は嬉しくなって晴れやかな笑顔で頷いた。
「……せ、先生が好きだから……したいけど、怖い……」
「怖いんだね。俺も仁菜が好きだから、したいんだ。でも、急がせていたならやめるよ」
「……嫌いにならないですか……?」
「ならないよ。仁菜が大好き。焦らせてゴメンね」
奏多は愛液のついた指をねっとりと舐め取り、自分の唇をぺろりと拭った。そしてすぐに仁菜の唇に甘く優しく口づける。さっきまで自分の秘所を舐め回していたのが如実にわかるぐらい、雌の匂いがするキスに、仁菜は困惑しながらも舌を出して懸命に受け入れた。
長いキスが終わる頃には陽も落ち、グラウンドからの声もしなくなっていることに気付く。下校時刻が過ぎていた。
背の高い奏多が長い手を伸ばしてカーテンを閉めていくのを仁菜は着替えながら眺めていた。とんでもないことをしてしまった思いと、少しだけ残念な思いとが混じり合っていた。
怖い、と泣き出して拒んでしまったけれど――これで、先生との関係がこれっきりになってしまったらどうしよう……。白ブラウスのボタンを最後まで締めると、仁菜は立ち上がって奏多の傍へ寄った。
「あの、先生……」
「支度できた? 俺、車だから帰りは送るよ。遅くなっちゃったのは俺のせいだしね。でも他の生徒や先生に見つかるといけないから、先に出てくれる? 裏門の傍で待ってて」
奏多の涼やかな瞳が優し気に細められ、仁菜は心の底から安堵し改めてときめいた。やっぱり私の大好きな先生だ――仁菜は嬉しくなって晴れやかな笑顔で頷いた。

