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放課後羞恥クラブ
第1章 破瓜
 奏多はれろれろと舌を動かし、包皮ごと陰核を舐る。奏多が強めに舌を擦りつけるようにして素早く刺激すると、仁菜は足を引きつらせて下腹に力を籠らせた。

「んっ、んぅう……」

 仁菜が興奮を振り切るように体を捩りながら唸った後、少し遅れて秘密の入口から透明の糸を引きながらこぷりと蜜が溢れた。できる限り愛撫に反応しないようにしている仁菜だが、奏多の絶妙な刺激に抗えないほど感じていた。ソファには垂れ流した蜜の染みがいくつもつけられている。

「気持ちいい時はそう言いなよ。我慢しなくていいのに……こんなにぐちょぐちょまんこなのに、そんなに我慢してたらつらくない?」

 奏多はそう言うと仁菜の蜜口に人差し指の第一関節まで入れた。少し動かすとにゅちにゅちと淫靡な音がする。仁菜は眉を寄せて涙を浮かべた目を閉じた。恥ずかしくてどうにかなりそうだった。

「ん……ぐぅ……っん……」
「……ちゃんと声出して。ね。かわいいよ、ずっとここひくひくしてる」
「あぁん……ん」
「そうそう、その調子。指、奥まで入れるよ」

 入口で焦らすように触れていた指を、仁菜の奥の方まで埋めていく。中指を一本だけ根本まで挿入した。仁菜は不安げに奏多の腕に縋り、ひとりでに内腿に力が籠る。

「仁菜……力抜いて……中きゅうきゅう締めちゃってるよ。痛いのは嫌だろ?」
「うぇえん……」

 羞恥と恐怖の限界でぽろぽろと涙を零す仁菜。
 自分の知らなかった奏多の姿への戸惑いや、何も迎えたことのない膣に指を入れられている恐怖に、どうしていいかわからず泣き出した。奏多は仁菜の中からゆっくりと指を引き抜いた。透明の糸が繋がって切れた。
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