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100万本の赤い薔薇
第5章 再会
暫くすると、茉莉子が目を覚ましてフラつきながらもリビングに来た。
「ごめんなさい。せっかく結依ちゃんのお祝いしてたのに。
私、どうやって帰ってきたのかしら?」
と微笑みながら言う。
長谷川は立ち上がると茉莉子を抱えてソファに座らせ、
「大丈夫か?」と茉莉子の顔を覗き込んで言った。
「携帯電話は…元夫の姉からだったの。
電話してくるなって。
家を出た女のくせにと…」
そう口にしながら、
茉莉子は身体を震わせながら涙を流した。
「きっと、携帯を取り上げられてしまったのね」
と、少女のようにしゃくり上げながら言う。
「でも、手紙を読んでくれていたら、
連絡来るかもしれないし…」
長谷川は、とにかく茉莉子を抱き締めて背中を撫でるしか出来なかった。
結依がぴょこんと立ち上がって言った。
「ちょっとモカちゃんとお散歩に行ってくる!
ほら、朝バタバタして、今日は少ししかお散歩行けなかったから。
たっぷりお散歩してくるね!」
結依が立ち上がってリードを持った途端に、
モカが尻尾を振って結依の周りをクルクル嬉しそうに走り回った。
「お父さん、茉莉子さんを頼んだからね!」
結依は、手を振って部屋を出た。
長谷川は、茉莉子を抱き締めながら、
「大丈夫だよ。必ず連絡来るから」と言って、
背中や髪を優しく撫でた。
自分に出来ることはそれくらいしかないのも情けないとは思った。
茉莉子の頬をそっと包みながら、
額にキスを落とす。
両頬にも口づけをしてから、
耳元で「キスしたい」と言う。
こんな時に不謹慎だと思ったが、
少しでも茉莉子に寄り添い、
心の痛みを分かち合いたかった。
キスをすると、心が震えて奥底から温まっていくような気がした。
角度や強さを変えて、何度もキスをした。
茉莉子の口を開けさせ、舌を絡ませて、奥の方まで味わう。
茉莉子も長谷川の首に腕を回して、
長谷川の熱に応えようとした。
耳から首筋にもキスを落とし、
腰のあたりに絡まるラップドレスのリボンを外した。
胸元が大きく開くと、
長谷川は乳房をそっと掴んで乳首を口に含んだ。
舌で刺激をすると先端が硬く尖ってくる。
それを吸いながら、もう片方の胸元も弄る。
茉莉子が突然身震いして言った。
「やめて…」
長谷川が手を止めて見ると、
茉莉子は涙を流していた。
「ごめんなさい。せっかく結依ちゃんのお祝いしてたのに。
私、どうやって帰ってきたのかしら?」
と微笑みながら言う。
長谷川は立ち上がると茉莉子を抱えてソファに座らせ、
「大丈夫か?」と茉莉子の顔を覗き込んで言った。
「携帯電話は…元夫の姉からだったの。
電話してくるなって。
家を出た女のくせにと…」
そう口にしながら、
茉莉子は身体を震わせながら涙を流した。
「きっと、携帯を取り上げられてしまったのね」
と、少女のようにしゃくり上げながら言う。
「でも、手紙を読んでくれていたら、
連絡来るかもしれないし…」
長谷川は、とにかく茉莉子を抱き締めて背中を撫でるしか出来なかった。
結依がぴょこんと立ち上がって言った。
「ちょっとモカちゃんとお散歩に行ってくる!
ほら、朝バタバタして、今日は少ししかお散歩行けなかったから。
たっぷりお散歩してくるね!」
結依が立ち上がってリードを持った途端に、
モカが尻尾を振って結依の周りをクルクル嬉しそうに走り回った。
「お父さん、茉莉子さんを頼んだからね!」
結依は、手を振って部屋を出た。
長谷川は、茉莉子を抱き締めながら、
「大丈夫だよ。必ず連絡来るから」と言って、
背中や髪を優しく撫でた。
自分に出来ることはそれくらいしかないのも情けないとは思った。
茉莉子の頬をそっと包みながら、
額にキスを落とす。
両頬にも口づけをしてから、
耳元で「キスしたい」と言う。
こんな時に不謹慎だと思ったが、
少しでも茉莉子に寄り添い、
心の痛みを分かち合いたかった。
キスをすると、心が震えて奥底から温まっていくような気がした。
角度や強さを変えて、何度もキスをした。
茉莉子の口を開けさせ、舌を絡ませて、奥の方まで味わう。
茉莉子も長谷川の首に腕を回して、
長谷川の熱に応えようとした。
耳から首筋にもキスを落とし、
腰のあたりに絡まるラップドレスのリボンを外した。
胸元が大きく開くと、
長谷川は乳房をそっと掴んで乳首を口に含んだ。
舌で刺激をすると先端が硬く尖ってくる。
それを吸いながら、もう片方の胸元も弄る。
茉莉子が突然身震いして言った。
「やめて…」
長谷川が手を止めて見ると、
茉莉子は涙を流していた。