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100万本の赤い薔薇
第5章 再会
何度もキスを繰り返していると、
もっともっとという気持ちが沸き立つようになる。

耳朶を舐められ、舌先を入れられると、
ストッパーが外れるように身体が勝手に捩れてしまう。

茉莉子も真似をして、
長谷川の耳朶をそっと喰んでから舐めてみると、

「駄目だよ、茉莉子。
止まらなくなるよ」と言うが、
茉莉子は構わず耳の中に舌をそっと入れてみた。


長谷川は身体を反転させて、茉莉子を上から見下ろして身体を固定させると、

「茉莉子が煽ったんだぞ」
と言って、首筋や胸に舌で刺激を与えた。

茉莉子は瞳を閉じながら、

「長谷川さん、どうにかなりそうです」と口にする。

「哀しいことを全て忘れさせたい」と思った。
身体中に口づけの雨を降らせる。

脚を広げさせて、
そこにも舌を這わせると、
茉莉子は小さく声を上げて身を震わせた。


充分潤っているのを確認すると、
長谷川は茉莉子の中に少しずつ挿れていく。

奥まで入ると、長谷川は角度を変えながら茉莉子の中を攻めた。
茉莉子の反応を見ながら、
茉莉子が弱い処を見つけるように律動を繰り返した。

茉莉子が腕を絡めて長谷川を抱き締めてくるので、
顔中、そして耳や首にキスをしながら、

「愛してる」と囁く。

茉莉子も、
「嬉しい。
私も長谷川さんのこと、大好きです」
と言って、脚を長谷川に絡ませた。


長谷川が耐え切れず2人一緒に果てた。


暫く抱き合いながら、お互いの鼓動を聴いていると、
どこか違う世界に居るかのように感じた。


長谷川は静かに、
「必ず拓人くんを取り戻そう。
何でも手伝うよ」と言った。

茉莉子は涙ぐみながら、
長谷川に感謝の気持ちを込めて口づけをした。


「駄目だ。もう一度抱きたくなるよ。
結依が帰ってくるな」と笑って、

「1人で大丈夫か?
部屋で着替えてくるよ。
いや、なんなら着替え持ってくるから、
一緒に風呂に入ろうか?」


茉莉子は慌てて、
「1人で大丈夫です。
結依ちゃんをびっくりさせてしまうわ!」と言った。


「私もシャワーして、部屋着に着替えますね。
何かお夕食、用意しますから、
お家でゆっくりしましょう」
と笑った。


「いや、やっぱり着替え持ってきて一緒に…」
という長谷川を一度部屋に帰らせた。

長谷川が部屋を出た後、ドアに向かって
「ありがとう」と呟いた。


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