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100万本の赤い薔薇
第5章 再会
朝、茉莉子がエントランスで結依と待ち合わせをして、
お弁当の入ったトートバッグを渡す新しい週がまた始まった。
朝食も一緒にとも思ったが、
朝シャンする結依にはそんな時間もなさそうなので、
トートバッグにお弁当とは別に電車でも食べれる小さなおにぎりやロールサンドと飲み物が入るようになった。
結依は家に帰ると、着替えて茉莉子の部屋に行った。
ピアノの練習と学校の宿題を済ませると、
茉莉子が帰ってきて、一緒に夕食が取れた。
長谷川も、平日は仕事で忙しく、
連日、夜遅い時間に帰宅する。
シャワーを浴びてスウェットに着替えると、
茉莉子の部屋に来て、夜食を取ったり、
モカと遊んだりしていた。
日曜の夜に、茉莉子が長谷川に、
「結依ちゃんと明日、お買い物に行っても良いですか?」と言っておいた。
「えー。俺も一緒に行きたいから、土日じゃダメなのかな?」と言うが、
「ダメです。2人で行きたいの」と答えるので、
なんだろう?と長谷川は思ったが、
茉莉子のことは信頼してるので、
「判った」と言った。
翌日、社長のお願いをして会社を早めに出て、
帰宅した結依と近くの百貨店に行った。
下着売り場に行くと、顔見知りの年配の店員を探して声を掛けた。
「私の大切なお嬢さんなの。
きちんと採寸して下着を選んでください」と頼んだ。
更衣室で下着にならされた結依は、
サイズがあっていない量販店か何かのカップなしの下着をつけていた。
てきぱきと採寸してメモをしていくと、
「少しお待ちください」と言われた。
そのまま待っていると、
すぐに幾つかのブラジャーを手に戻ってくる。
後ろを留めると、屈んでくださいと言われ、
いきなり「失礼します」と言いながら、
カップの中に、脇の下や胸の下の贅肉を掴んでブラジャーに入れて行くので、大いに驚いた。
「毎回、このように身につけていただきたいので、
ご自分でもなさってみてください」と言われて更に驚いた。
確かにこうすると、
ぺったんこで流れているようなバストが、
急に盛り上がって綺麗に見えた。
谷間すらあるのに、ちょっと感動した。
更衣室から出ると、
ゆったりソファに茉莉子が座っていた。
結依に手招きすると、
「さ、サイズが判ったから、選びましょう。
選んだらもう一度、念の為、試着よ」と言う。
「あの…どうして?」
お弁当の入ったトートバッグを渡す新しい週がまた始まった。
朝食も一緒にとも思ったが、
朝シャンする結依にはそんな時間もなさそうなので、
トートバッグにお弁当とは別に電車でも食べれる小さなおにぎりやロールサンドと飲み物が入るようになった。
結依は家に帰ると、着替えて茉莉子の部屋に行った。
ピアノの練習と学校の宿題を済ませると、
茉莉子が帰ってきて、一緒に夕食が取れた。
長谷川も、平日は仕事で忙しく、
連日、夜遅い時間に帰宅する。
シャワーを浴びてスウェットに着替えると、
茉莉子の部屋に来て、夜食を取ったり、
モカと遊んだりしていた。
日曜の夜に、茉莉子が長谷川に、
「結依ちゃんと明日、お買い物に行っても良いですか?」と言っておいた。
「えー。俺も一緒に行きたいから、土日じゃダメなのかな?」と言うが、
「ダメです。2人で行きたいの」と答えるので、
なんだろう?と長谷川は思ったが、
茉莉子のことは信頼してるので、
「判った」と言った。
翌日、社長のお願いをして会社を早めに出て、
帰宅した結依と近くの百貨店に行った。
下着売り場に行くと、顔見知りの年配の店員を探して声を掛けた。
「私の大切なお嬢さんなの。
きちんと採寸して下着を選んでください」と頼んだ。
更衣室で下着にならされた結依は、
サイズがあっていない量販店か何かのカップなしの下着をつけていた。
てきぱきと採寸してメモをしていくと、
「少しお待ちください」と言われた。
そのまま待っていると、
すぐに幾つかのブラジャーを手に戻ってくる。
後ろを留めると、屈んでくださいと言われ、
いきなり「失礼します」と言いながら、
カップの中に、脇の下や胸の下の贅肉を掴んでブラジャーに入れて行くので、大いに驚いた。
「毎回、このように身につけていただきたいので、
ご自分でもなさってみてください」と言われて更に驚いた。
確かにこうすると、
ぺったんこで流れているようなバストが、
急に盛り上がって綺麗に見えた。
谷間すらあるのに、ちょっと感動した。
更衣室から出ると、
ゆったりソファに茉莉子が座っていた。
結依に手招きすると、
「さ、サイズが判ったから、選びましょう。
選んだらもう一度、念の為、試着よ」と言う。
「あの…どうして?」