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100万本の赤い薔薇
第5章 再会
茉莉子は、結依の部屋のクローゼットの引き出しを開けると、
結依に確認してから化繊の下着を全て処分した。
「多分、サイズも良く判らないまま、
適当に買って、適当に身につけていたと思ったから、
この前目にして、気になっていたの。
当面、これで間に合うけど、
結依ちゃんは成長期だから、
サイズが合わなくなったり、違和感があったら、
買い替えの時期なのよ」
「アイテム毎でも良いけど」と言いながら、お揃いのもの毎に一段ずつ入れた。
そして、ハンカチの棚から中身を全て出したが、
どれもこれもしわくちゃで、きちんとアイロンが掛かったものはなかった。
こちらは一度、全て中身を出すと、
新たに購入したタオルハンカチとレースのハンカチを入れた。
「タオルハンカチは、アイロンも要らないし、
吸水性にも優れているから、毎日便利に使えるわ。
レースのハンカチは、必ず使ったらアイロン掛けが必要だけど、
アロマの香りとかを染み込ませておくと、
満員電車で気分が悪くなった時とか、
気分転換したい時に、香りを嗅ぐと落ち着くし、
優雅な気持ちになるから、
私はいつも、その2枚と予備のを持ち歩いてるの」
結依はうんうんと首を振りながら聞いていた。
「アイロンは、家庭科の授業で使ったことあるかしら?
火傷しないように気をつけてね。
掛け方をレクチャーするわね」と言って、
デスクにアイロン台を置き、
アイロンを予熱する。
霧吹きに水を入れてきて、しわくちゃのハンカチに吹きかけながら丁寧にアイロンを掛けると、
美しい正方形のハンカチになった。
ハンカチは、一度洗ってから、
生乾きの状態で、アイロン掛けても良いわ。
さっき出したやつは、洗い直してみましょう。
レースのものは、ネットに入れてお洗濯。
フェイラーのタオルハンカチは、縮むから乾燥機には掛けないでね」と説明してくれる。
「下着もね、基本は優しく手洗いだけど、
大変なら、ネットに入れてからお洒落着コースとか、手洗いコースで洗って、乾燥機は厳禁よ」という。
何でもかんでも、洗濯機に放り込んで、
乾燥までのコースにかけていたのを反省した。
「お父様もね、ハンカチがしわくちゃで、気になってたの。
私がアイロン掛けても良いけど、
練習になるから、結依ちゃん、自分のと一緒にお願い出来る?」と言うと、
「喜んで!」と答えた。
結依に確認してから化繊の下着を全て処分した。
「多分、サイズも良く判らないまま、
適当に買って、適当に身につけていたと思ったから、
この前目にして、気になっていたの。
当面、これで間に合うけど、
結依ちゃんは成長期だから、
サイズが合わなくなったり、違和感があったら、
買い替えの時期なのよ」
「アイテム毎でも良いけど」と言いながら、お揃いのもの毎に一段ずつ入れた。
そして、ハンカチの棚から中身を全て出したが、
どれもこれもしわくちゃで、きちんとアイロンが掛かったものはなかった。
こちらは一度、全て中身を出すと、
新たに購入したタオルハンカチとレースのハンカチを入れた。
「タオルハンカチは、アイロンも要らないし、
吸水性にも優れているから、毎日便利に使えるわ。
レースのハンカチは、必ず使ったらアイロン掛けが必要だけど、
アロマの香りとかを染み込ませておくと、
満員電車で気分が悪くなった時とか、
気分転換したい時に、香りを嗅ぐと落ち着くし、
優雅な気持ちになるから、
私はいつも、その2枚と予備のを持ち歩いてるの」
結依はうんうんと首を振りながら聞いていた。
「アイロンは、家庭科の授業で使ったことあるかしら?
火傷しないように気をつけてね。
掛け方をレクチャーするわね」と言って、
デスクにアイロン台を置き、
アイロンを予熱する。
霧吹きに水を入れてきて、しわくちゃのハンカチに吹きかけながら丁寧にアイロンを掛けると、
美しい正方形のハンカチになった。
ハンカチは、一度洗ってから、
生乾きの状態で、アイロン掛けても良いわ。
さっき出したやつは、洗い直してみましょう。
レースのものは、ネットに入れてお洗濯。
フェイラーのタオルハンカチは、縮むから乾燥機には掛けないでね」と説明してくれる。
「下着もね、基本は優しく手洗いだけど、
大変なら、ネットに入れてからお洒落着コースとか、手洗いコースで洗って、乾燥機は厳禁よ」という。
何でもかんでも、洗濯機に放り込んで、
乾燥までのコースにかけていたのを反省した。
「お父様もね、ハンカチがしわくちゃで、気になってたの。
私がアイロン掛けても良いけど、
練習になるから、結依ちゃん、自分のと一緒にお願い出来る?」と言うと、
「喜んで!」と答えた。