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100万本の赤い薔薇
第7章 もう一つの嵐
3階の部屋に入って、念の為長谷川はドアチェーンを掛けた。
途中で万が一、結依が入ってきても…と思ったからだ。

2人、絡まり合うようにベッドにもつれ込んで倒れると、
長谷川はもどかしいような手つきで、茉莉子のラップドレスのリボンを解いて茉莉子の上に跨ると、自分の服も脱いでいった。


柔らかい生地の下着の上から胸を弄り、
肩紐をずらして乳首を口に含んで舐め回して吸うと、
茉莉子は切なそうな声を上げた。

長谷川は堪らず下着を剥ぎ取り、
手を下に伸ばすと、既に蜜がじわりと溢れていた。

その蜜を指で掬うと、芽をそっと剥いて、
親指と人差し指で刺激すると、中指を割れ目に滑り込ませた。

ナカを解すようにもう1本指を増やして、
バラバラと引っ掻いたり、探るようにしながら、
芽の処を指で捏ねる。

両脚をグイっと開くと顔を埋めて舐め回すと、

「ダメ…シャワーもしてないのに」と脚を閉じようとする。


「全部見せて」と熱い吐息を吹き掛けながら、
舐めたり吸ったりする。

茉莉子は身を震わせながら、身を任せると、
声を上げた。


長谷川は自身の昂まりで痛いほどになり、
そのまま茉莉子に突き刺した。
そして、両膝を抱えるように最奥へと進めた。

茉莉子の中が収縮して長谷川を呑み込もうとする。

長谷川が激しく動かすと、茉莉子は脚を長谷川に絡めてしがみつく。
見つめ合いながら、深い口づけを交わすと余計に茉莉子が戦慄くように身を震わせる。


2人、名前を呼び合い、声を上げながら果てた。


そのまま抱き合っていると、
長谷川が固さを取り戻してくる。


「ずっと繋がっていたいよ」と言いながら、
今度はゆっくり、優しく、
茉莉子の中を探検するように動かす。


「おかしくなりそう」
と言われて、
片脚を持ち上げて肩に掛けると、
また我を失うように、
茉莉子のお尻を掴んで激しく突いてしまう。


深い処に当たるのか、茉莉子は身を捩りながら声を上げる。


そうして何度も愛し合い、眠りについた。
明け方、ふと茉莉子が目を醒ますと、
長谷川は茉莉子の寝顔を見ながら微笑んでいた。


「大変!子供たちを放っておいてしまったわね!」と言うと、

「偶には良いじゃないか。ほら!」と、
長谷川に携帯画面を見せられた。

戻ってきた拓人の携帯からのメールで、
「ごゆっくり♪結依&拓人」とあった。
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