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100万本の赤い薔薇
第7章 もう一つの嵐
「もう一度…」と長谷川に強請られて、
茉莉子が上になって身体を合わせた。

茉莉子の揺れる乳房が美しくてむしゃぶりついてしまった。
丸く柔らかい尻を掴んで押し付けるように上下させると、
ぷっくりと顔を出した芽が当ってこすれてしまい茉莉子が声を上げる。

シャワーを一緒に浴びながら、茉莉子の股間をそっと撫ぜて、
「…大丈夫か?
痛くないかな?
久し振りで夢中になってしまったよ」と長谷川が照れながら言うと、
茉莉子も紅い顔をしながら、

「上に行って、お弁当と朝食の支度、してきますね」と言って、先に浴室を出た。

残った長谷川は、
手術後も充分自分が機能していることに安堵し、
あとはきちんと繋がっているかだけだなと思った。


仕事用のスーツに着替えて、
昨夜脱ぎ散らかした下着とワイシャツをランドリー袋に入れて上に上がった。

洗濯も何もかも、すっかり茉莉子がやってくれてるが、
手伝いくらいしなければとも思った。


ソファで新聞に目を通していると、先に起きてきたのは拓人だった。


「おはよう」と声を掛けると、
ふーんという顔をしながら、隣にどさっと座ってモカを抱き上げた。

「寝不足なの?
その割にスッキリした顔してるよな」と言うと、
「モカと走ってくるよ」と言って外に行ってしまった。


「スッキリって…」と言われて絶句したが、
文字通りの顔だったんだろうと受け流すことにした。


バタバタと結依も起きてきて朝シャンして出てきた。


「おはよ。
ゆっくり出来たの?」と言って、
「茉莉子さん、幸せそうな顔してるね。お父さん?」と言われた。


のんびりお弁当を詰めながら簡単な朝食の用意をしている茉莉子は、確かにいつも以上に穏やかで幸せそうだった。

そして、長谷川も充実した顔をしていた。

そんな2人を見る結依も、ニコニコしている。


そして、拓人は、
モカと走りながら、
何となく母親が少し遠くに行ってしまったようにも感じていた。

ただ、これまでの茉莉子のことを思ったら、
それはそれで良いことなんだと考えるようにしようとしていた。

これからだ。
これから改めて、家族になっていける。
そう思えた。




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