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100万本の赤い薔薇
第4章 新たな関係と思惑
それを聞いていた結依が、2人に言った。
「茉莉子さんが迷惑じゃなかったら、
何かあったらここに来て、
お父さんに連絡して貰うのでは駄目ですか?
携帯電話、校則で禁止だし、
夜、どこかに行く訳ではないし、
茉莉子さんがご予定ある時は、
自分の家で適当に何か食べて先に寝てるし」
2人は顔を見合わせると、
先に茉莉子が口を開いた。
「私はいつでも結依ちゃんなら歓迎するわ。
ピアノも弾いて貰えて嬉しいし、
モカちゃんも喜んでいるし」
「でも、迷惑じゃないかな」
「夜、1人で過ごすのが嫌で、仕事帰りにバーとかに寄ってたけど、
可愛いお客様が来てくれるのなら、
一緒に夕食も出来るから嬉しいわ。
勿論、仕事で予定が入る時は無理だけどね」
茉莉子は、部屋の鍵を1本取り出して、
結依に渡した。
「早い時間に帰って来れるなら、
私を待たないでお部屋に来て、
ピアノの練習すると良いわ。
今週末、コンクールなら尚更!」
「わー。本当に夢みたいです。
茉莉子さん、ありがとうございます」と言って、
茉莉子に抱きついた。
「こら、甘え過ぎだぞ」と長谷川が言うと、
「結依ちゃんなら可愛いから、
いくらでもハグしても良いのよ」と笑った。
そして、少し真面目な顔をして、
「長谷川さんもお仕事お忙しいのでしょう?
私はのんびりしてるので、大丈夫ですよ」と言い添えた、
「あら。今夜はモカちゃんの夜のお散歩行かなかったけど、
結依ちゃんに沢山遊んで貰ったから、満足してるみたいね」
時計を見ると、まもなく0時になろうとしていた。
「夜更かししてしまったわね。
まだ、週初めだからそろそろ寝ないと。
明日も同じくらいの時間だったら、
お弁当用意するわね。
1つ作るのも、2つ作るのも、同じだから」
と言った。
「お父さん、茉莉子さんのお弁当、スゴイんだから!
宝石箱みたいなのよ。
しかもね、お米が冷めてるのに美味しいの!」
と力説するのを、茉莉子はニコニコ見ている。
「今日だって、土鍋でご飯炊いたんだよ。
土鍋だよ?
もう、ピカピカに光っててとっても美味しいの。
お茶漬けの前に、ご飯単体で食べるべきだったよ」と言うので、
「ご飯で良いならいくらでも炊きますよ。
今度は卵かけご飯いただきましょうね!」と笑った。
「茉莉子さんが迷惑じゃなかったら、
何かあったらここに来て、
お父さんに連絡して貰うのでは駄目ですか?
携帯電話、校則で禁止だし、
夜、どこかに行く訳ではないし、
茉莉子さんがご予定ある時は、
自分の家で適当に何か食べて先に寝てるし」
2人は顔を見合わせると、
先に茉莉子が口を開いた。
「私はいつでも結依ちゃんなら歓迎するわ。
ピアノも弾いて貰えて嬉しいし、
モカちゃんも喜んでいるし」
「でも、迷惑じゃないかな」
「夜、1人で過ごすのが嫌で、仕事帰りにバーとかに寄ってたけど、
可愛いお客様が来てくれるのなら、
一緒に夕食も出来るから嬉しいわ。
勿論、仕事で予定が入る時は無理だけどね」
茉莉子は、部屋の鍵を1本取り出して、
結依に渡した。
「早い時間に帰って来れるなら、
私を待たないでお部屋に来て、
ピアノの練習すると良いわ。
今週末、コンクールなら尚更!」
「わー。本当に夢みたいです。
茉莉子さん、ありがとうございます」と言って、
茉莉子に抱きついた。
「こら、甘え過ぎだぞ」と長谷川が言うと、
「結依ちゃんなら可愛いから、
いくらでもハグしても良いのよ」と笑った。
そして、少し真面目な顔をして、
「長谷川さんもお仕事お忙しいのでしょう?
私はのんびりしてるので、大丈夫ですよ」と言い添えた、
「あら。今夜はモカちゃんの夜のお散歩行かなかったけど、
結依ちゃんに沢山遊んで貰ったから、満足してるみたいね」
時計を見ると、まもなく0時になろうとしていた。
「夜更かししてしまったわね。
まだ、週初めだからそろそろ寝ないと。
明日も同じくらいの時間だったら、
お弁当用意するわね。
1つ作るのも、2つ作るのも、同じだから」
と言った。
「お父さん、茉莉子さんのお弁当、スゴイんだから!
宝石箱みたいなのよ。
しかもね、お米が冷めてるのに美味しいの!」
と力説するのを、茉莉子はニコニコ見ている。
「今日だって、土鍋でご飯炊いたんだよ。
土鍋だよ?
もう、ピカピカに光っててとっても美味しいの。
お茶漬けの前に、ご飯単体で食べるべきだったよ」と言うので、
「ご飯で良いならいくらでも炊きますよ。
今度は卵かけご飯いただきましょうね!」と笑った。