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100万本の赤い薔薇
第4章 新たな関係と思惑
その女は何度か寝た時、チエと名乗った。
実家がリンゴ農家で東北出身だというチエは肌が白く吸い付くような手触りだった。
シンガーソングライター志望で、
小さいライブハウスで歌ったり、
路上ライブをしているらしい。
そしてそれでは食えないから普段は別の仕事をしていると言っていた。
飲み屋で顔を合わせる時は、
2人ともべろんべろんに酔っ払った後、
半ば強引に押し掛けられるように健太の部屋で関係を持った。
他にも男がいるのか、経験が多いのか、
一方的に健太を貪るように扱い、
フラリと帰っていくような女だった。

茉莉子と言葉を交わした後、こんな状況では茉莉子にとても告白なんて出来ないと健太は考え、
チエと会わないように地元の飲み屋に行くのを止めなければと思った。

でもコンペは落選続きで、
仕事も煮詰まることが多く、
茉莉子との距離も縮められない。

健太は毎日、苛々していた。


そんな中、仕事を終えてフラフラ駅に向かって一駅歩いている時に、
犬の散歩をしてるらしい茉莉子を偶然見かけた。

可愛い少女と、いつかバーで見た中年男と3人で仲良く歩いていた。

えっ?

そうか。
自分がフラフラと他の女といちゃついているうちに
あの男に茉莉子さんを取られたのか。

健太は走って地下鉄駅の階段を駆け下り、
地元駅に向かうと、
行くのをやめていた飲み屋に向かった。

チエはこの日も早い時間から酔っ払っているようだったので、
チエの分の金を支払い、
腕を掴んで連れ出した。

「何よぉ。何なのよぉ」と、
呂律の回らない口調で喚くので、
頬を掴んで噛み付くようなキスをした。

すぐにチエは口を開いて舌を絡ましてくる。
腕を引っ張り部屋に連れていき、
チエの服を剥ぐように脱がせた。
自分も服を全部脱いで、
乱暴に身体中噛み付くようにキスをしていった。
指を突っ込み激しく掻き混ぜると、
チエは「もっと」と言って更に脚を拡げて自分でクリトリスを弄る。

何度も何度もチエの中に捩じ込んで奥まで突いても、
全く心は満たされなかった。
吐き出しても嫌悪感すら覚えたが、
狂ったように、何度も犯した。
いや、犯されたのは健太の方だったかもしれない。

入れ替わるように上になったチエは、
狂ったように腰を動かしては、
無理矢理胸を健太の口元へと押し付けて、
健太を貪った。
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