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自称痴女の裸遊び初体験
第2章 彼は、不登校男子
「良かった…」
私は、ホッとした。
けど、今一瞬、ダイチ、私に告ったような気がしたんだけど。
「じゃ、行こうか」
ダイチは男子らしくリードしてきたので、私はいつものセックスへの流れと同じ雰囲気を感じダイチの後ろにくっつくようにして書店を出た。

私はダイチと並んで歩きながら、そっと右手を伸ばした。これもいつもの雰囲気を盛り上げるための一種のルーチンワーク。手をつないで恋人のような雰囲気になり、そして…というストーリー作り。
しかし、ダイチは
「ん?」
と言って、私の手を握らない。
もちろんそんな男子も数多く、いた。
「ねえ♡手をつなごうよ~♡いいでしょ?」
いつものように、言う。こういうと、全員手をつないでくれた。

「ダメ」
「え?」
ダイチのおかしな反応に、私は戸惑った。
「なぜ?」
「うーんとね、ルナはいっぱい遊んでるけど、僕は免疫が無いんだよ?こうやって女子と会話して一緒に歩くだけでもすごい勇気が要ったのに、手をつなぐなんてハードル高すぎ」
ダイチが弁解した。
しかし、先ほどセックスしようと言ったら、いいよセックスしようと返事したその口でそう言うのか?なんか矛盾してるよ?
するとダイチは、少し考えてから
「僕とルナ、今からセックスをするんだね?」
「うん、そうだよ」
「すると、今からのすべてがセックスの一部ということになるから、触れ合いは大事にしないといけないという」
何かよく分からない理屈。

「僕、女子とセックスをするのは生まれて初めてなんだ。初体験。だから」
やっと理屈が分かった。
ダイチは童貞で女子との接点が今までゼロだったので、女子との触れ合い一つ一つが強烈な思い出になるという感覚らしい。童貞の論理というやつか。
ただ、女子との触れ合い1つ1つを大事にするということが、何だか逆に非常にエロく感じた私。

「だから、今からするセックスは、ルナとの共同作業にしたいんだ。僕はよく分からないから」
共同作業?セックスは男子が一方的にリードする行為だと思っていたので、戸惑った私。ケンジもヨシオも初体験だったけど、リードしてくれたよ?ぎこちなかったけど。
「セックスの進め方とか、どこから順に愛撫していくとか、全部、あらかじめ話し合って決めて、それでやりたい」
つまり、私の希望を聞いてくれるということか。この申し出は、ジコチューキャラな私にはかなりうれしい。
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