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犯されてイキたい願望妄想
第11章 【帰省した田舎で叔父さんと秘密の交わり】
久しぶりに聞く低い声。
すぐに叔父さんだとわかった。
嬉しくて涙が溢れてしまう。
第一声を何て言えば良いのか頭が真っ白にもなる。
__もしもし?どちら様ですか?
「……叔父さん」
やっとの事で出たのは叔父さんを呼ぶ声。
__ユキちゃんか?ユキちゃん…なんだな?
たった一言で私だとわかってくれた事が嬉しかった。
7年という月日が一瞬にして戻った気もした。
涙を堪えて話し出す。
「よくわかったね、番号変わってないから良かった」
__よく掛けてきてくれたね、嬉しいよ!あぁ、本当にユキちゃんかい?大きくなっただろうなぁ、もう前みたいに簡単に行き来は出来なくなったけどこうして声が聞けただけで叔父さん泣きそうだよ、ありがとうね
受話器越しに聞こえる息遣いも変わってない。
「叔父さん、元気にしてる?病気とかなってない?」
__あぁ、今凄く元気になった!ユキちゃんも変わりないかい?
「うん……」
__何かあった?元気ないような声してるけど
「叔父さん……会いに行ったらダメ?」
__え、大丈夫なのかな?お母さんに言ってみた?
「そのママとはちょっと喧嘩してて…」
__そうか、そんな時もあるよね……うーん、黙って来るのは心配するだろうからちゃんと言った方が…
「いつも友達とこ何日か泊めてもらってるし大丈夫だよ、その友達にも上手く合わせてもらうし今はママと話したくなくて…」
__わかった、叔父さんがそっちに行くよ
「えっ!本当に?」
__当たり前だよ、ユキちゃんのSOSだ、飛んで行くよ、最寄り駅教えてくれるかい?
嬉しくてまた泣いてしまった。
正直、交通費もちょっと厳しかったしまさか来てくれるなんて考えもしなかったから。
__ユキちゃん、電話くれてありがとう。叔父さんもユキちゃんに会いたくて仕方なかったよ
その言葉で充分救われたが、会えるとなると気分も高まった。
約束した日の約束した時間に現れた7年ぶりの姿。
お互いびっくりして固まってしまったね。