この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
また桜は散り過ぎて
第11章 喫茶店からのクリスマスの誘い

 店を出ると空は暗くなり、明かりが灯る商店街は夕方のにぎやかさに湧いていた。
喫茶・桜葉にも客が入って来て、忙しくなった店主への挨拶も素早く済ませた。
 クリスマスの約束。その大きな収穫は、時間の流れの早さに脱力している私には、
強力なビタミン剤となった。
 クリスマスの夜に、たぶんピザトーストでも食べて、ケーキを食べてコーヒーを飲む。
それだけも特別なディナーになるはずだ。
 そうだ、なにかプレゼントを用意しよう。
個人に対する物だと気を遣わせてしまうかもしれない。
あの小西さんのことだもの、きっとそう。
だったらお店に飾れるお花だとか、他のお客さんにも配れるようなお菓子だとか。
まだ先の事なのに今からわくわくして頭の中を占領する。
私の心は完全に、小西さんに傾いた。



/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ