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水曜日の恋人
第3章 拘束されて鞭…
「そこに正座しなさい」
と、酒井さんが冷たい声で言った。

私は少し怖くなって、
「ごめんなさい」と言ってしまう。

「まだ、言葉遣いがなってないな」と言うと、
「カメラをセットするから待ってなさい」と、
私にアイマスクを掛けた。

床はコンクリートのようで冷たい。
コンクリート風の何かかもしれないけど、よくわからない。

暫くすると、酒井さんが言った。

「さあ、始めるよ。
先にもう一度言っておくけど、
僕はサディストだよ。
でも、香織のことは一目惚れして、好きだから、
単なる奴隷とかじゃなくて、恋人と思ってる。
二人で居る時は、僕は香織のご主人様だからね。
そのつもりで話しなさい。
口ごたえは許さない。
でも、本当に無理だ、出来ないと思ったら、
『無理です』もしくは『出来ません』と言ってくれ。
嫌とかやめてだと、もっとしてくれと言ってると思うからね」

「承知しました。ご主人様」

「良いね。良い子だ。
じゃあ、まず、ちゃんと朝、言うことを聞いたご褒美から欲しい?
それとも、ローターを落としちゃったことへのお仕置きからにする?
選ばせてあげる」と言われた。

SMって、ロールプレイングゲームみたいなものだと思った私は、
自分がなんか、そういう小説や映画の登場人物になったつもりになってきた。

どっちが正解?
どっちが喜んでくれるの?
んー。
わかんない。


「ご主人様のなさりないようにしてください」

「ふーん」
と言うと、酒井さんは私を立たせるとゆっくり歩かせた。
スカートとブラウスを脱がされてから、
そして、カチッ、カチッと冷たい金属で拘束していく。
両手は高い処に、脚も開くように。
多分、部屋の端にあった何かに手錠か何かで留められたんだろう。


「蝶の標本みたいだな」
と言いながら、
「良い眺めだ」と言う。

「じゃあ、お仕置きからにしよう。
鞭で打たれたことはある」

「えっ?そんな…」

「ほら、言葉遣い」

「ありません。ご主人様」

「香織の初めてを味わえて嬉しいよ。
どの鞭にしようかな?
跡が外から見えない処を打つよ」

そう言うと、ヒューっと鞭を振るう音がして、
床を打ちつけたようだ。
凄い音がするので、怖くて身体が震える。

「ほら、お願いしなさい」

「ご主人様。
香織を罰してください」

「良く出来ました」と言って鞭を振り下ろした。
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