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水曜日の恋人
第6章 見せ合う
お風呂から出ると、酒井さんは私を縛り出した。
と言っても後ろ手で縛ったりはしなかったけど、
首を通して、
胸元はぐんと突き出されるようにきつめに結ばれて、
ウエストのあたりからか下半身へと結び目が渡されて後ろへ通された。

クリトリスの処には結び目が作られ、
割れ目の処は二本に紐が分かれて開いていた。


その紐の間から、
バイブを差し込まれて、固定された。
クリトリスには、シリコンのような舌のカタチのパーツが当たるようになっていた。

そんな私に酒井さんはコートを着せると、
自分も服を着て、
「じゃあ、行こうか」と言った。


「えっ?何処に?」と言うと、

「この前の縛りの師匠がショーをやるから、
観にいくよ。
大丈夫。
浣腸とかはしないから」と笑う。

「会場では、全員仮面みたいなのを付けてるから、
身バレもしないよ。
全員、お客さんも一見さんは居ない。
身元も確かな人しか居ないから」


車の後部座席に座らせると、
トランクからまた、オレンジの紙袋を出してきた。
前回のより大きい。

「はい。
これ妻から。
この前の3Pの縛りを見て、
よく頑張ったからご褒美だってさ。
紐と同じ色のやつで、派手で持てないからどうぞだって」

中には、真紅のバーキン30が入っていた。
これ、幾らするのかしら?
買いたくても予約で、なかなか手に入らないって聞いてるのに…
と思い、
「こんな高価なものは…」と言いかけたが、

「秘密倶楽部行くから、良いもの持たせたいしね。
それに、本当にこんな色のバッグ、
妻は持ち歩かない。
重たいから、これを持つ体力もないんだ」と言われたので、
トートバッグから貴重品を移してみた。


真紅の紐で縛られた裸の私と、真紅のバーキン。
そして、紐を隠すように前のボタンをかっちり留めたバーバリーのステンカラーのコート。

なんかもう、何がなんだかわからないけど、
酒井さんのしたいことをやり遂げて、
頭を撫でられて褒められたいと思った。
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