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まだしたことないの。だから教えて
第2章 下着姿を男子に見せよう
まりえとタツヒコは、午前9時、ラブホテルの部屋に入った。
まりえは、しかしまだ中学生、どうなることかとさすがに緊張。
「だいじょうぶだよ。順々に、ゆっくりと教えるから」
タツヒコの思いやる言葉に、まりえはウットリと安心した。

「じゃ、まずはブラジャーとパンティーだけになって。まずは、第1段階。下着姿を男子に見せる訓練」
まりえはうなずくと、服を脱ぎ始めた。
しかし、Tシャツを脱ごうとしてそのすそを両手で持ち上げようとして、ハッとしてやめてしまった。タツヒコが、まりえの姿をじいーッとガン見していたからである。
タツヒコはにっこりと微笑んで
「まりえちゃんは、男子におなかを見せたこと、ある?」
と尋ねてきた。
「まだ…、ない…」
「太ももは?」
まりえは、ひざまでのスカートを着ていた。まりえは、短パンを履いたことがない。
「見せたこと、ない」
「つまり、まりえちゃんが挑戦しなくちゃいけないことは、男子におなかと太ももをじっと見られることだね?下着になることによるお乳やおしり、アソコのラインがくっきりと浮かび上がっているのを男子に見られることと併せ、これがまずまりえちゃんの第1課題」
まりえは、明確な目標の設定に目を見張ってうなずいた。

「それじゃ、とりあえず僕は視線を背けるよ。下着姿になったら、呼んで」
まりえは、タツヒコが背を向けるのを確認してから、服を脱いだ。
まりえの今日の下着は、ブラもパンティーもいわゆる勝負下着である。今日は、男子とエッチをするために来た。男子が喜びそうな白色を基本に、ピンク色のフリルが付いたかわいい下着。
部屋の壁に鏡がかかっているのに気づき、まりえは自分の姿を映した。
中学生らしいショートヘアの髪形に、いつも通りの可愛い顔(まりえの自賛)、そしてこの日のためにダイエットして作ったスリムなカラダ、胸の膨らみはそのままに腰がきれいにくびれている。おなかもぺちゃんこ。それでいて両太ももは、ムッチリさを失わない。
非の打ち所がない。『よし!!』まりえは、内心叫んだ。

「タツくん…」
呼んでから、ハッと気づいた。
『タツくんに…、おなかと太ももを見られる!お乳とおしりとアソコのラインを見られる!』
エロ行為への心の準備をうっかりと怠ってしまっていた、まりえ。
タツヒコが、振り返った。
「ああああ…、タツくん~~~ッ!」
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