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イケメンの向こう側♡
第12章 意識する時


ーその頃教室ではー

「ここはこの公式を使うだろ??」

俺は夏帆の前の席に座って夏帆が少しでも早く補修のプリントを終わらせられるよう手助けしていた。

夏帆は何度もうなずき計算をしている。

「ここが出来たら今度はこっちの公式を・・・・」

「ちょっと待って待ってーー・・早いーーー・・・・」

(笑)

夏帆はさらっとした肩上の髪を耳にかけ

「よしっ(笑)これをこうやってーーー・・・」

一生懸命1問1問解いていった。

「うんうん、こんなにちゃんと出来るのに何でテストで出来なかったんだよ(笑)」

俺はそう言って夏帆の顔を見た。

夏帆は笑って・・・・。

「なーーいしょ(笑)」

・・・・・・////////////

なんだよッ・・・(笑)

放課後になると教室のエアコンが自動でしか動かなくなりちょっと蒸し暑い。

そんななか夏帆は制服のシャツの襟下をパフパフと動かして風を入れこんで笑うんだ。


別にイヤらしいとかそういう事じゃなくってーーー。

なんか一瞬意識をしてしまった瞬間だった。




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