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イケメンの向こう側♡
第15章 花火 Ⅱ
夏帆side
倫太郎と人ごみを抜けマンション側の通りへ・・・・。
「まじすっげぇ人だな(笑)」
奥のタワーマンションの方に向かって歩くと・・・マンションの住民が広いバルコニーでタバコを吸いながら外を眺めているのが見えた。
あーーーあ、いいなぁ(笑)
「この辺のマンションってやっぱ家賃高いんだろうね(笑)夜景も綺麗だろうし憧れるなー・・・・。」
2人でマンションを見上げながら歩いた。
「あ、ねぇねぇ倫太郎コンビニでアメリカンドック買わない???(笑)」
ファミリーマートを見つけて指さし言うと・・・隣にいた倫太郎は足を止め・・・。
直ぐに私の前に仁王立ちのような感じで向き合って立ってきた。
???????
「なぁに??(笑)コンビニ行こうよー、お腹空いたーー・・」
私が倫太郎を退かそうとすると倫太郎は私の肩をつかみ・・・・。
「あっちに行こうッ・・・」
って急にユータウンさせるようにして私の肩をグイグイつかみ焦った声で言う。
倫太郎が焦ってる声ってすぐにわかる(笑)
私は振り返って・・・・。
「何々??学校の先生でもいた???(笑)」
そう言って倫太郎の後ろを覗き見しようとすると・・・・。
「わーーーっ!!!・・・・おっまえキョロキョロしてるとぶつかるからっ!!!」
って言って後ろを隠すようにして私のすぐ後ろに立つ。