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イケメンの向こう側♡
第15章 花火 Ⅱ


倫太郎side

あ・・・・・・。

やっば。

って思った時には遅かった。

夏帆はさっきまで楽しそうにしていたのに・・・・。

俺を掴む手にも力は無く・・・・ポロッと・・・大きな涙を零した。

アーーーーーーーッ!!!!!!

あの野郎!!!

マジでぶっ殺すマジでぶっ殺す!!!!!!

って・・・・・。

思ったけど俺は泣き出してしまった夏帆に何をしてやったらいいのか分からない。

「か・・・・夏帆・・・・//////////」

もう一回夏帆の肩を優しく触ると・・・・・。

夏帆は鼻を啜って俺の方を見た。

「・・・・(笑)・・・・見せないようにしてくれたんだね・・・・///////・・・リンタロ・・・・・///////」

ズビッ・・・と鼻を啜って・・・・。

そう言った。

・・・・・・・//////////////

夏帆が泣いてる。

泣いてるってことはやっぱ祐司のこと好きなんじゃんかッ・・・・。

でも祐司には誰かは知らんが彼女がいる。



夏帆の肩を自分の方に寄せ・・夏帆の後頭部を優しく撫で・・・・抱きしめた。



「夏帆・・・俺じゃダメか????」

俺何言ってるんだ????

夏帆は俺に抱きしめられながら肩を揺らしてまた泣き出した。


「俺夏帆の事ずっと好きだし・・・・俺は夏帆を泣かせない。」


夏帆・・・・・。

俺は夏帆が大好きだよ。



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