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イケメンの向こう側♡
第15章 花火 Ⅱ

沙帆side

夏帆と堂本君が普段どうなんだろうって・・・そんなの全く知らなかった。

でも堂本君もちょっとくっついただけで嬉しそうな顔をするし、これで夏帆が嫌われたって私には関係ないって・・・そう思ったら何でもできるって思った。


堂本君が住むマンションはとっても綺麗で・・・しかもあまり住民とバッティングしない。

15階フロアーに着くと堂本君はカードキーを持って・・・・。

「夏帆は今日帰るんでしょ???混む時間避けないとね(笑)」

あ・・・そっか。

花火終わる時間に合わせたら超混むか。

「帰れなかったらどうしようかな・・・・」

って・・・。

ちょっと困った感じで言ってみる。

すると堂本君はじっと私を見た。

あ・・・・・。

やばい、やりすぎたかな・・・・・。

「あーーー(笑)ごめんなさいッ・・・少し花火見たら帰ろうかな(笑)(笑)」

そう言うと堂本君は笑って・・・・。

「どうしても帰れなくなったら俺の布団で寝ればいい(笑)俺は先輩の部屋に行くから・・・・」

・・・・・・・・。

バレて・・・・ない???かな???



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