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第19章 認める事

沙帆side

私はトイレの前のベンチに腰掛け携帯を出した。

別に気にしなくってもいいけど・・・・。

あいつからラインが来ていた。

・・・・・・・。

そんなに気にはしていないけど・・・・。

私には苦手な人がいる。

苦手だし別にかかわらなければいいけど、アイツはなんか・・・関わってくる。


たまに来る一方的なライン。

消そうとしていたら・・・私の手元が暗くなった。

・・・・・ッ？！

その瞬間私の携帯を取り上げ・・・・・。

「まだ生きてるの？早く死んじゃえば？？ーーーーって、元気に楽しくやってるばーーーか！！って言ってやれよ(笑)」

・・・・・・・・。

「ちょっとやめてよ！！勝手に見ないで！！」

そう言ったのは淳君だった。

「お前いじめられてんの？？？」

淳君は携帯を上にあげ私の顔を覗き込み言った。

「ちっがうわよ！！そんなわけないでしょッ？」

そう言うと淳君は上の方で携帯の画面をスクロールし・・・・。

・・・・・・・ッ？！

「やめてってば！！！」

「(笑)・・・なーーにこれ、死ねとかばっかじゃん！！どんだけこいつ性格悪いんだよ(笑)」

・・・・・・・・ッ・・・・・・・・

「もうやめてってばぁ！！！！！！！」