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イケメンの向こう側♡
第23章 沙帆を好きになった時
ピカッ・・・と雷が光ると・・・ビクッとして(笑)
風でスカートが煽られそうになってそれを抑えながらオロオロしていた。
俺が少し近づくと・・・・。
その女の子は俺の方を見てビクッとしてちょっと離れた。
「俺これから迎えが来るんだけど・・・近かったら乗せていこうかって・・・・思ったけど~・・・・・」
かなり警戒されている(笑)
持っていた傘を女の子に渡した。
沙帆は・・・・。
「悪いからいいよ・・・明日も雨だって言ってたし・・・」
そう言ったんだ。
「明日塾来る??」
俺がそう言うと・・・・。
女の子は一回頷いた。
「明日帰るころには止むみたいだからこれ差してきてよ(笑)」
俺がそう言うと女の子は、え???って顔をして・・・・。
首を傾げた。
「風邪ひいちゃうよ??(笑)・・・使って・・・」
そう言って差し出すと女の子はその傘を手に取って・・・・。
「ありがとう・・・(笑)」
うちの車が見えた・・・・。
・・・・・・。
「名前は??」
って・・・俺が聞いたら・・・沙帆はクスクス笑って・・・・。
「野瀬沙帆・・・双子の夏帆と間違わないでね・・・・(笑)」
そう言ったんだ(笑)
「間違わないよ(笑)・・・じゃぁ、帰り気を付けてね・・・また明日・・・」
そう言って俺は車に乗った。