この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イケメンの向こう側♡
第23章 沙帆を好きになった時
あの時・・・ちょっと髪を濡らして立っていた沙帆は本当に可愛かった。
翌日俺は沙帆と話せるのを楽しみに塾に行った。
でも・・・・。
傘を返しに来たのは夏帆だった。
夏帆は・・・・。
「昨日はありがとう(笑)おかげで助かった・・・・」
そう言った。
当初沙帆は髪が胸位のストレート、夏帆は肩下のストレートで直ぐに沙帆じゃないって分かった・・・け・どーーー・・・
夏帆があまりにも普通に自分が借りたような言い方をしてきたからなんかそのまま突っ込めなかった。
でもその日に塾が終わってから1人で廊下で誰かを待ってる沙帆を見つけ声を掛けてみたらやっぱり傘を貸したのは沙帆でその時初めてちゃんと話せたんだ。
沙帆は妹の夏帆を待ってると言っていた。
妹か~
また話しかけられてもと思いその日はそのまま帰ろうとしたら妹の夏帆が来て沙帆に
「今から愛菜ちゃんとマックに寄って帰るから先に帰って良いよッ」
て、沙帆は待っていたのにそんな感じかとちょっと思いそのやり取りを離れた場所で聞いていた。
結局夏帆は友達と帰るからと言って行ってしまった。
沙帆がため息をついて振り返ってきたから(笑)
「一緒に帰ろうか」
って誘ったのが始まりだ。