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イケメンの向こう側♡
第23章 沙帆を好きになった時
沙帆がいつも夏帆を気にしていて沙帆から夏帆の悪口は聞いた事がなかったからその時ちょっと引いた。
夏帆はその後も笑って・・・・。
「うちの中学で今ハブられちゃってるからあまり一緒に居るとあなたまで迷惑かけるかもしれないから一応忠告しておくね(笑)」
て・・・・(笑)
正直性格悪いのか?って疑いの目で見てしまった・・・・。
でも高校に入ったとき夏帆は俺にそんな話したことなんて忘れているような感じで、
普通に声をかけてきたから俺自身も自分の記憶を疑ってしまった。
その日、沙帆は帰り道やっぱり一人のようで俺といつも話す場所にポツンと立っていた。
でも沙帆は俺に学校の話も夏帆の話もしてこなくっていつもと変わらず笑ってた。
中3の俺達は今自分等がどういう関係かってちょっときになりつつ・・・手を繋ごうか繋いだら嫌われるかって葛藤しながら帰り道を歩いた。
「堂本君同じ高校行けたらたまには一緒に行ったり帰ったりできるかなぁー・・」
そんなことを言うから・・・・。
「たまにじゃなくって毎日一緒に行こうよ(笑)」
そう言って手を繋いでみたんだ。
そしたら・・・。
沙帆はすっごい真っ赤な顔で立ち止まって・・・・・。
「迷惑じゃない・・・・????/////////」
綺麗な髪を反対側の手で押さえてそう言った。
・・・・・/////////////
可愛いって・・・思った。