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イケメンの向こう側♡
第30章 罠


祐司side


一回呼び掛けたが返答はない。

圭太さんが俺の顔を見て・・・・。

「俺の声聞こえないみたい(笑)」

・・・・・・・。

圭太さんは俺に行けと言わんばかりに手すりに寄りかかってタバコを吸い出す。

ドアの前に立ち・・・・


ドンドンドン・・・・・


「開けないとうちの会社の人間もっと来ますよ」

静かにそう言った。

圭太さんは失笑。

俺の顔を見て

「お前怖いッ(笑)」

・・・・・・,・。

俺は冷静に見えるかもしれないけどそうでもない。

中から人影。


鍵が開けられた瞬間直ぐにドアを開けると・・・・

「ぅわっ!お前誰だッ!」

小さないかにも動画とかに出てきそうな男が俺を見てそう言った。



黙って男を退かし中に入ると・・・・

「堂本君ッ・・・・・・」

ソファーでひっくり返っていた子が直ぐ起き上がり声をあげた。

・・・・・・・・////////////

「沙帆ッ」

直ぐに手首を引き抱き寄せ、

「何もされてないか?怪我は?」

そう言うと、

「される前に来てくれたッ・・・・ありがとうッ・・・・・」

される前だと~ッ?

沙帆を抱き締め振り返ると、

男2人は首を横に振って・・・・。


「何もしてないっ!!」


って・・・・・・・・。



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